わたしがマラソンをはじめたきっかけは、いろいろあるのですが、いちばん大きかったのがたかぎなおこさんの『マラソン1年生』でした。

 

フルマラソンどころか、5km走った翌日から筋肉痛に悩まされるくらいの初心者だったたかぎさんが、最終的には海外マラソンに挑戦してサブフォーが狙えるんじゃないかというくらいタイムを更新していくのですが(もちろん日常の地道な練習の積み重ねがあるのですが)、

 

マラソン仲間のひとりである、担当編集者の女性が「アバラの軟骨が…」という場面があり、「不慮の事故により肋骨を痛めてしまった」というのがなぜか忘れられない。

 

それを読んで、いったいそんなに痛くなるようなことってなんだろう、階段から落ちるとか、出会い頭に自転車と衝突とか…と思っていましたが、わりに家の中にいても打撲するときは打撲するものだ。というより、交通事故のような激しい事故じゃなくても、アバラの軟骨というやつはけっこう簡単に痛くなるものなのだった。

 

わたしもいまアバラの軟骨が痛い人になっております。先週の月曜日に痛めて、もう1週間が過ぎたのにいまだに深呼吸とか寝ている体勢から起きるとか、咳き込むとか、ちょっとした動作でイタタタタである。一時はヒビが入ったのか!と思いましたが、そこまでではないようだ。よかった。さまざまな情報を集めた結果、1か月もすれば治るようだ。長いけどねー。

 

風邪はさすがにだいぶよくなったけれど、まだ隙をうかがっているもよう。いちばん腹が立つのは咳が出てアバラが痛くなるときですよ。どっちかにして!なんで両方!という…。

 

この1週間であらためて健康はすべての基本だと思いましたわ。

 

それを認識させるために神様はこのような試練を…と思うけれど、あまりに痛い試練なので

いい加減治ってもらいたい。