「マタタクロマニ」

 

 

風邪は小康状態ですが、きのうのような強烈な眠気も来ないので、

無事午後からの会議に出られそうです。

 

で、ついでに点訳の質問もして来ようと思って、

机のあちこちにあるメモを拾っていたら、

 

なにこれ。

 

「マタタクロマニ」

 

ロマニ、ってなに。

 

あ!

 

ロ(ろ)じゃなくて、□(スペース)でした。

 

瞬く間に の分かち書きのチェック結果でした。

 

点訳では、読みやすいように言葉の切れ目を調整するのですが、それが

「わかち書き」です。

 

たとえば、

 

きのう、こんなことがあってね

 

という文章があったとしますと

 

 

 

キノウ、□コンナ□コトガ□アッテネ□□

 

こんなふうになります。これは簡単な例ですが、

 

トンデモナイ

 

はどうでしょう。

 

トンデモ□ナイ? トンデモナイ?

 

正解はもちろん、トンデモナイ です。

 

トンデモナイ でひとつの言葉なのですから。

しかし、

 

トンデモアリマセン の場合は、

 

トンデモ□アリマセン となります。実際、こういう言い方をしているひとは

多いですし、文章でも見受けます。間違っていると思う気持ちより、

 

トンデモ までがひとくくりだな、という淡々とした気持ちで分かち書きをしています。

 

ちなみに日常では、私は頑固なので、意地になって、

 

とんでもない とか、 とんでもないことでございます と

 

とんでもございません と戦っております(笑)。

 

私一人が頑張っても何にもならないとは思うんですけどねー。