7日午後9時25分ごろ、岩手県北上市の東北新幹線北上-新花巻間で、人がはねられて死亡する事故があった。東北新幹線は仙台-盛岡間、秋田新幹線は仙台-秋田間のそれぞれ上下線で、約5時間運転を見合わせた。
JR東日本と岩手県警北上署によると、同区間を走行していた東京発新函館北斗・秋田行き「はやぶさ・こまち33号」の運転士が異常音に気付いた。
北上駅から約5キロの地点で列車は停止し、駅から数百メートル離れた線路内で遺体が見つかった。乗客約430人にけがはなかった。
北上署は死亡した人の身元の確認を急ぐほか線路内に入り込んだ経緯も詳しく調べる。
この事故で、秋田新幹線下りの盛岡-秋田間で1本が運休、東北・秋田新幹線の上下計8本に最大約5時間の遅れが生じ、約1250人に影響した。
はやぶさ・こまち33号は、8日未明に盛岡駅へ到着。(産経新聞)
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こまち33号に乗車していたお客さんのうち、秋田方向にいく人はこまち35号に乗り換えることになり、
盛岡駅で降りた乗客には特急料金返還の説明と切符にスタンプが押された。
…盛岡駅に着いたのは3:30だったかな。街中を通ったら、工事の人がそばっちの70cmくらいのやつを肩に載せて歩いていた。夜間工事の後片付けらしかった。
家に着いて、そのまま布団にもぐって眠り、
ニュースを見たら「負傷者」とアナウンスされていたひとが亡くなっていたことがわかった。
負傷者の救出に時間がかかっております、というアナウンスはその時点では息があったからか、乗客への気遣いなのかわからない。
車掌さんが全員の最終目的地を聞きに来た。
シートは余裕があったので、横になっていると、ドサッという布に包んだ重い何かを落とすような音が何度も聞こえた。
車内で大声をあげていたのは1人だけで、ほかの乗客は静かに待ち続け、駅で並んで払い戻しスタンプと説明のチラシを受けとっていた。
北上ー新花巻間で起きた事故ということは、乗客は北東北エリアのひとがほとんどだっただろうと思う。
はやぶさ33号・こまち33号は盛岡駅で車庫に入り、きょうは運休となるというアナウンスも聞いた。