MIYAKE ISSEY展 三宅一生の仕事 (~6/13) 国立新美術館
見てきました~。
三宅一生と言えばプリーツ、と思っていたのですが、
その布地の素材感や着る人を限定しない自由さ、平面から生み出される形のおもしろさに夢中になりました。
音声ガイドを借りてよかったのは、素材の産地と三宅一生の出会いがあって、こういう服が生まれたということがわかったこと。
三宅一生が広島出身であることは、洋服デザイナーでありながら和紙や織りや染めに深く関心を持つ素地になっているのかもと思いました。
そして、少し前から吊り下げられているこのカラフルな操り人形(だと思っていた)の正体は、
フライング・ソーサーでした。会場に天井から吊り下げられたフライング・ソーサーをロープで操作出来るコーナーもありました。
カッコいい動きだなあと。
ショップには図録以外に関連書籍が多く出ていて、プリーツプリーズについての本もそこで読んだのですが、
モデルはダンサーで、プリーツプリーズの服に夢中になってスタジオで自由に踊っていたそうです。
躍動感があってカッコいいなーと思って迷ったんだけど、プリーツプリーズの本までは買えなかったので、ポストカードにしたわけです。
展覧会では横尾忠則さんとのコラボの洋服もあり、
展覧会には出ていなかったのですが、ほかの本では森村泰昌さんとのコラボのプリーツ服も。アングルの「泉」をモチーフにした森村泰昌さんの肖像写真をプリーツにした洋服です。どの本も写真がよくてつい読んじゃいました(笑)。
国立国際美術館では森村泰昌展と田中一光展も見てきたのですが、
本展では田中一光への尊敬の念を込めたプリーツもあって、いろいろリンクしていくな~と。
ファッションショーさながらで楽しかったです。