切手シートは、たしか結婚前からだから20年くらい使っている…えっ!そんなに?
といま自分でも驚いたけど、壊れるまで使う性格なので…。
谷内六郎の表紙の「週刊新潮」は高校時代、時々買って、表紙を家にあった額に入れて楽しんでいた。その頃、カラー版の文庫が流行りだったのか、谷内六郎の絵も新潮文庫になっていて、その中の四季の絵と添えられた言葉がすきだった。
週刊新潮は森茉莉の「ドッキリ・チャンネル」目当てで買っていたのだが、茉莉の『贅沢貧乏』の中に、
「谷内六郎の描く女の子のような」と自分のお気に入りコーデをおそらく自慢の気持ちで描写している部分があって、谷内六郎の女の子の困ったような表情と、写真映りが悪い(本人談)茉莉の上目遣いの怒ったような泣きべそのような写真が重なるようになった。
谷内六郎の絵を見ると、高校時代、自分の部屋で本を読んでいるときの静かな充足が蘇り、楽しい気持ちと痛いような郷愁がやってくる。
