日常においては、不器用というか要領の悪いほうだと思う。
要領が悪いと言うと、素朴でお人よしのイメージだが、そしてその通りだが、
私はそれをいいこととは思っていない。むしろ、なんとかしたいと思ってあがているわけだ。
(でもどーにもならないのだが…)
しかし、
興味をもったことについては、自分でも謎なんだけど、
こうやってこうやればゴールまで一直線だ、というのが見えちゃう。
あとは進むだけ、みたいな。
パンもそんな感じ。
たった7年前にホームベーカリーでパンを焼きはじめた人間が、
いまでは自家製天然酵母やさまざまな発酵種法を駆使してパンを焼くようになっているわけで。
粉の種類も最初は日清製粉の強力粉カメリヤいっぽんやりでしたが、
いまではいろんな粉を知っているし特徴もわかっていて、粉の鮮度を保つために
あえて種類を抑える、というところまで成長しました。
(その過程であれこれ粉を買って、在庫がいつまでもなくならないという地獄もありました)
要領が悪いと言うと、素朴でお人よしのイメージだが、そしてその通りだが、
私はそれをいいこととは思っていない。むしろ、なんとかしたいと思ってあがているわけだ。
(でもどーにもならないのだが…)
しかし、
興味をもったことについては、自分でも謎なんだけど、
こうやってこうやればゴールまで一直線だ、というのが見えちゃう。
あとは進むだけ、みたいな。
パンもそんな感じ。
たった7年前にホームベーカリーでパンを焼きはじめた人間が、
いまでは自家製天然酵母やさまざまな発酵種法を駆使してパンを焼くようになっているわけで。
粉の種類も最初は日清製粉の強力粉カメリヤいっぽんやりでしたが、
いまではいろんな粉を知っているし特徴もわかっていて、粉の鮮度を保つために
あえて種類を抑える、というところまで成長しました。
(その過程であれこれ粉を買って、在庫がいつまでもなくならないという地獄もありました)

これがいちばん最初に買ったホームベーカリーのレシピ本。
ホームベーカリー自体は1998年から持っていたんですが、
バナナパン(シナモン入り)とサラミとピーマンのパンとか、
確実においしくできるパンだけ、たまに焼いているだけで、
付属のレシピブック以上のことはしたことがなかったんです。
しかし、この本と出会って、ホームベーカリーのパンが格段においしくなりましたね。

ローズマリー、アンチョビ、オレンジピール、発酵バター。
いまの私には特にどうということもないふつうの副材料ですが、
当時はその材料にすらクラクラしていました。どこで売っているのー、という( ´艸`)。
荻山和也さんのホームベーカリーレシピ本は4冊買って、だいたいどれも作っています。
パンの先生とはいえ、似たようなレシピももちろんあるので、それはカウントしませんけどね。
ここから、天然酵母づくりまでは1年くらい。
安定して作れるようになったのは2年前からですが、
たった7年でここまでくるとは!と思っちゃう。
あくまで自分の中での成長なんだけど。
子どもの頃、えんえんできない逆上がりや、右手で書くこと、早く眠ること、
などをやらせられていた反動なのか、
私はなにごとやらせられるのが嫌いです。
やらせられている、と思った瞬間からもう動けなくなる。
が、
自分からやることについては、自分でもびっくりするほど素早いんだなあこれが。
貪欲。吸収してやる気満々。気が付くと前に出ている。
この落差があるので、私は自分を要領の悪い人間だとばかりも言えない気がしてしまうんです…。


