ミーツ・ザ・アーティスト 第2回「おもちゃのブロックでつながる世界」
岩手県立美術館 ホール
14時~15時半
きっと混むだろうから早めに行こう、と思ってついたのは13:20.
開場10分前なんですが、すでに大行列でした。
ひゃー、遅かったかなあ。
岩手県立美術館 ホール
14時~15時半
きっと混むだろうから早めに行こう、と思ってついたのは13:20.
開場10分前なんですが、すでに大行列でした。
ひゃー、遅かったかなあ。

講師の三井淳平さんは高校在学中にテレビチャンピオンのレゴブロックで準優勝し、
その直後入学した東大でレゴブロック同好会を起ち上げたそうです。
すべてが凄すぎて、凄さのれべるがわからない(笑)。
いまは、レゴ認定プロビルダーとして活動されており、レゴで仕事をする会社を起業もしているそうです。
レゴ認定プロビルダーは世界で13人で、年に一回、集まりがあるそうですが、
自分が憧れていたプロビルダーのひともいたりして、まわりが30代~40代の中で、
三井さんは20代。
というのは、レゴブロックで作品をつくるだけではなく、それを仕事に結びつけるということも、ぷrビルダーの条件だから。
きょうの講演の進められ方も、講演が終わった後の質疑応答も、さらに大勢の子どもたちと、
個別に写真撮影に応じてくれて、社会性の高いひとだなあという印象を持ちました。
職人であると同時に、経営者であり、レゴの楽しさを伝える先生でもあったり、
いろんな面で素晴らしく、バランスがいいからこそのプロビルダーなんだろうなあと。

講演の中で、高校2年生で4か月かけてつくったドラえもんのエピソードも忘れ難いです。
ドラえもんのあのまるい頭をつくるのにはギザギザが極力でないように、レゴブロックの組み方が大切ですが、そういう見た目と同時に、
構造の強度というものが必要になってきます。
ドラえもんは青と白なので、内部には赤と黄色のレゴが補強に使われていました。
その補強がけっこうがっしりしていて、
さらにドラえもんの頭をひっくり返した時に支える台というものも
つくっていたことに感心してしまいました。
三井さんも最初からすべて計算してその通りにできたというわけではなく、
何度も繰り返しおっしゃっていたのは、
試行錯誤を繰り返してできるということ。
大事なことは、
観察力、
問題解決力、
集中力、
中でも問題解決力のためには試行錯誤が重要、とおっしゃっていたのが印象的でした。
難しい問題が解けると楽しい、一緒にやるひとがいる楽しい、という例に、
母校で生徒たちにレゴブロックの講座を開いたときのことを例にお話くださいましたが、
全然ジャンルは違うんですが、あ、わかる!と思いましたわ。
どんなことも、ライバルや難問や仲間の存在があれば、
もっと楽しく、もっと深く豊かになる。

やっぱりお話に刺激されて、レゴブロックを買いに出かけました。
うちは0歳のときに幼児用のレゴを買って、息子がそれでいろんなものをつくるのを楽しみに待っていたんですが、
はじめて2つ積み上げたのは2歳だったかな。遅いな~とは思いましたが、それは気にならなかった。気になったのは、毎回、ケースを逆さにしてガラガラと出すこと。あれ、なんででしょうね。
こないだ、私が長期海外出張(笑)に出かけた時は、預け先にあるレゴブロックを堪能したようです。iPadにたくさんの作品が映ってるなあ~と思いましたが、おもに武器をレゴでつくっていたみたい。ヒロイックファンタジーの剣みたいなやつ。
レゴブロックは3歳からあとは保育園とか預け先とかでやっていたみたい。
というのは、レゴは置いて社宅をおん出てきたから。
2つ積み重ねるまでは長かった息子ですが、
保育園からずっと、どこにいっても、
その何も見ずに立体のものをつくるのがすごい、とほめられております。
とにかくドンドン組み立てていくらしい。
あの最初の2個積み上げるのにかかった長い時間が、
きっと大事だったんだろうなあ。
ミーツ・ザ・アーティスト、最高!







