こんばんは~
村上隆の五百羅漢図展 (森美術館 ~3/6)
を見てきました。
あ、館内写真撮影OKでした。
動画もケータイやスマホに限りOKと。
予想以上に楽しめたので、
次は息子を連れて行こうと思います。
まず入り口ではキュートなぬいぐるみ仕様の白虎くんと青龍くんがお出迎えしてくれます♡
モキュモキュした可愛い声でずっとお話ししています。昔のママー人形みたい!
お帰りは朱雀くんと玄武くんがお見送り。
グッズショップにこの人たちのぬいぐるみストラップがあったら、萌え死ににしそうですが、
グッズはなかったみたい。
長大な作品が多いのですが、全体を撮ると可愛らしさやグロテスクさ、きらきらしさが損なわれる気がして、わりにディティールアップばっかです。
2013年11月に、山口県美術館の《五百羅漢図展》を見ていますから、
ところどころ、
あー!あの絵のあれだな!
と喜んだり、狩野一信だけではなく、朱雀は手塚治虫の「火の鳥」のイメージがあったり、先行する画家・マンガ家のみならず作家の村上春樹など、
旺盛な取り込み力で吸収したものを、プラチナ箔や金箔のきらきらする画面に咲かせてくれるイメージです。
伊藤若冲、長沢芦雪を思わせるのが、虎さんと象さんですが、
《 ガネーシャ》という作品名です。
この、白象が左端にいることから、伊藤若冲の象さんを重ねつつ、そこに五百羅漢の世界観があるのでした。
しかも、可愛いとグロテスクが表裏一体。
ドクロのお花畑のような作品は展示のいちばん最後にあり、
《萌える人生を送った記憶》というタイトルでした。
定家の、
願わくば花の下にて春死なむ
その如月の望月の頃
と、
水木しげるの戦争マンガに描かれる夥しいドクロと南国の花や蝶のイメージ、
その他の死と生命と春と花についてのイメージが沸いてくるような気がします。










