きのう、東京都美術館 金曜の夜の20:00まで開館を当て込んで見てきた《モネ展》。
晩年のフォーヴィスムか!というくらい、ぐっちゃんぐっちゃんの竜巻のようなタッチと激しい色遣いがすきです。
最後に1室だけで大満足!!
田辺誠一さんのモネともっちー(わんこ)とクッキー(にゃんこ)。
カールおじさんみたいでほのぼのします♡
こちらは9日(水)に行った、
京都のアサヒビール大山崎山荘美術館の、
「地中の宝石箱」。
設計は安藤忠雄さん。
2009年に来たときが安藤忠雄設計の建物をみた最初かも。その後、秋田県立美術館とかアートサイト直島 ベネッセとか兵庫県立美術館とか、だいぶ見てだいぶ傾向はわかってきた。
ちなみに大阪から京都に向かう駅に茨木という駅があり、
光の教会(茨木春日丘教会)があるとこだ!
と思って、見ていこうか?と衝動的に思いましたが、
直島中、ほぼ安藤忠雄設計の感じでしたが、
ここはいちばん小さく、いちばん独特でした。
直島にも地中美術館があり、大山崎山荘美術館の地中の宝石箱と、つい混同しちゃったのは私だけでしょうか。
上から見るとこうなっています。
ここをきれいに刈り込むのは大変そうだなあ。
本館2階から渡り廊下を通っていくのですが、紅葉を見ながらわたる感じがよかった。
美術館や博物館に行ったらパンフレットを貰ってきます。内気さと人と口を利くことの面倒くささから、あとでネットで調べるさと思っていて、
ネットには載っていなかったり、図録にも建物情報は案外なかったりしたので、
わからないことはその場でズバズバ聞く!
ようにしています。館員の方には聞きやすい雰囲気作りをお願いします♡
2009年には「地中の宝石箱」だけでしたが、
2012年に「夢の箱」が加わっていたようです。
「地中の宝石箱」では、モネのコレクションがほぼ円形の壁に展示されています。
ほぼ円形なのは、曲面と平面の接点の問題で、絵がしっかり取り付けられるために内壁は多角形になっていました。
で、
この展示室には、藤田嗣治の《メキシコの男》があったのですが、
残念!
美術館の公式図録編纂のあとに加わったコレクションらしく、図録には載っていなかった。
東京国立近代美術館の《藤田嗣治展》をどうしても見たくなったのは、
ここで思いがけず藤田嗣治の絵にあったからかも。モネは言うまでもありません。
こういうしりとりみたいなことがよくあり、あ、ここに来てよじゃった、と思うことになるわけです。