柿ピーと
松本清張。
松本清張が太宰治と淀川長治とまど・みちおがおなじ1909年生まれだというと、
みんな松本清張は最近の人で、太宰治は歴史上の人物くらいに思っているので、
意外そうな顔をする。
いちばん長生きしたのはまどさんですが、
4人の年譜を重ねたらおもしろいかも。
京都 文化博物館の展示に、松本清張の小説があって、
松本清張はすきなのに最近読んでなかったなあと思ったのが頭のどこかにあったらしく、
『表象詩人』というタイトルと東郷青児っぽいカバーにそそられて柿ピーとともに買ったんでした。
で、「表象詩人」を読んでいたら、
野口米次郎登場!!
えーーーーー!!!!
イサム・ノグチの「門」をきょうは至近で見てきたのに!
なぜ狙ったようにここに野口米次郎を出すし。
まだ読み始めたところなので、今後の展開はわからない。
しかし思いっきりヒキの強い物語をつくるなあ。