きょうの午後はワークショップでコラージュに夢中になっていた私です。
ナチュラル素材(枝、カラフルな木の実、ドングリ、マツカサなど)、テープ、ボタン、ビーズ、丸い石ころ、ゴムホース、輪ゴム、フック、ナット、座金…。
美術館らしく大量の美術展チラシもあり、たまたまか、いちばん上が《特撮博物館展》の巨神兵のチラシだった。
おお!
構想はないが、まず巨神兵を切り抜いてから考えよう~ってことで、
切り抜いて、不生理的な嫌悪感を醸したかったので、カラフルな輪ゴムをベタベタくっつける。
だれもそうとは思えないだろうが、工藤哲巳を参考にしてみました。全然ちがうやん!
マグリットの《大家族》も切り抜いて合わせてみる。
なんらかの自由や解放のイメージを、巨神兵が力ずくで抑え込んでおる。
しかし、背景を先に作っておかなかったので、なんかペラペラで。
ホースを立体的に貼ったりしたんですが、最後に発作的に赤い毛糸でぐるぐる巻きの刑…
抑圧者をさらに抑圧するもの。
みたいな?
しかし、やっている時は毛糸をぐるぐる出たら目に巻きつけるのが、戦闘的な気分になって楽しかっただけです。意味はないんだ実際。
最初は雪の庭みたいだったのですが、
思いついて鳥を一羽加えてみた。
枝に首が挟まれてさかしまになっている。
なんか囚われる形がすきなんでしょうか。
こちらはボンドで接着しました。
理解を真っ向から無視する息子作品。
とにかく、会場中を歩き回って、アイディアを拾っては付け足していました。
この発想が私にはない。
2作目は軽い感じ。
山下清展のチラシを活用。
山下清…私が小学生の頃はどこの家にも複製画があった気がする。うちにも花火の複製画だったか版画があった気がする。
水木しげるさんと同世代のひとなんですよね。
水木さんも小学生から油絵で個展をひらく天才少年だったので、お父さんがしげる、お前と同い年の子がすごいぞ、というようなエピソードがあった気がする。
ではでは♪