すごくいいテキストだなあと思う、今回の『夜明け前』。
まず、地名。
十曲峠 ジッキョク □トーゲ だと思ったら、
ツヅラオレ□トーゲ でした。
で、
「西の十曲峠まで、木曾十一宿は この街道に添うて、」
という文章ですが、
「ニシノ□ツヅラオレ□トーゲマデ、□キソ□数符11シュクワ□コノ□カイドーニ□ソーテ」
となります。
十曲は地名で、十一宿は数符で数字で表し、
添うては音便、と、
短い文章のなかにいくつトラップがあるんだ!
「危い場処」というのも、前後をよーく読んで、
アブナイ□バショ
にしましたが、
アヤウイ□バショ
だったりして。
危うい とか 危ない という送り仮名にしてほしいよ。
山坂 なんて簡単なふうに見えて実は、
ヤマザカではなく、ヤマサカだったり。
桜沢も地名なので、調べてサクラサワに決定。
しまいにわかりきっているような字までトラップに見えて、辞書引きまくり、ネット検索しまくりである。
それでも絶対ノーミスなんて奇跡はないんである。
分かち書きの基本の助詞と形式名詞が区別がつかない時があるなあ。
下書きチェック2回目。きょうも心ならずも夜更かし決定:*:・( ̄∀ ̄)・:*: