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人形劇団プーク《怪談 牡丹燈籠》、予想を心地よく裏切ってくれました。


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会場の岩手県民会館。

盛岡演劇鑑賞会に入ったのは、2年前で、そのときどうしても見たいお芝居があったからですが、

自分ではたぶんセレクトしなかったお芝居に出会って、固定観念を打ち壊される快感というものとも出逢えました。

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人形劇というと小さな操り人形をイメージしてしまいますが、140cmくらいだそうです。

人形を操る黒子の衣装の役者さんがセリフも話すのです。

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《怪談 牡丹燈籠》の三遊亭円朝師匠。三遊亭円朝というと鏑木清方の肖像画と、《真景 累ヶ淵》を連想するのですが、


《怪談 牡丹燈籠》も因縁ものではあるのですが、人形劇の光と色彩、音楽の清新さがおどろおどろしく感じさせません。

人形がどうやって梯子段を上りお札を剥がすんだろう?と思っていましたが、

梯子段の足さばきも自然で、人形たちが意思を持って生きているようにさえ見えます。時々、役者さんが人形の手足の位置を整える仕草をするのですが、

人形が自由に動きすぎるのを慌てて抑えている、そんなふうにすら見えてしまいます。

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顔見知りの方もだいぶ増え、

息子がずいぶん大きくなったと口々に言われました。もう162、3cmあるみたいです。

隣の席で落ち着いて見て、休憩時間にはパンフレットを熱心に見ていました。

土曜からきょうにかけて、いろんな時間の流れを感じました。