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きのうは点字ボランティア育成講座が終わってから、音訳ボランティアをしている中村さんとお茶。

なにしろ同じ視聴覚障がい者情報センターにいたわけだから、話が早いぞ。

点字の勉強でも、自分が遣っていた日本語が揺さぶられまくりですが、音訳でも、ここはどっちなんだろうというのが出てくるそうで、

これはそういうものなんだろうなあ。ヨンプンかヨンフンか、サンゲンかサンケンか、

前は全然気にしなかったもんね。

あとは政治家のどうなのそれという発言についてとか、


女子中学生の出産と赤ちゃん遺棄で逮捕という事件、DVによるシェルターに避難した女性(母子)のその後のケア問題とか、


ボランティアと仕事(現金収入のある仕事ということです)の両立とか、

いろいろ。

女子中学生の妊娠といえば岩手、多いんですよ。息子の小学校でPTAの教養講座で性教育についても講座があったんですが、無知からくる十代の望まぬ妊娠が非常に多いそうです。

事前の教育も重要だし、

出産したあとのケアも重要だと思う。心と体をケアして、教育を受ける機会を与えて職業訓練も受けさせる。そうしないと貧困と無知の連鎖から抜け出せないから。

YA図書に『レモネードをつくろう』という小説があり、アメリカの少女たちの物語なのですが、

17歳で未婚で二児の母で、まさしく貧困と無教育の連鎖の中にいる幼い母と、ベビーシッターに来た同い年の進学を目指す少女。彼女たちが関わりの中で、互いに得るものを得て、未来に向かって歩き出す物語です。すごく端折れば(笑)。

アメリカのことだから、日本には関係ないと思っていた十数年前。日本にもあるんじゃないかと。

ただ、手を差し伸べる公の機関もシステムも教育もいまはないようです。

DVで逃げこんだたシェルターが、単なる一時避難場所でしかなく、その先までのケアはないと知って、ショック。シェルターを利用しようとは思ったことがないですが、そういう施設があれば安心だと思っていたので…。

というように話して知ることは大事だ。


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で、そんな中村さんからもりおか女性フェスティバルのチラシをもらう。

あ、《少女は自転車に乗って》って岩手県立美術館のアートシネマでもやるやつだ。3日は息子の文化祭もあり、いけないんですが、ここの企画する映画上映はよく見に行っています。


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そしてこちらも都合がつかないんだけど、いい企画ですよ。


中村さんも行けない、が、誰か行ってくれれば、という気持ち、わかるわ~。

私も自分ではいけないお芝居や講演会に誰か行かないかなあと思う口ですもん。

私は女性問題について活動しているわけではないけれど、モラハラやセクハラの当事者だったし、一部の輝く女性より、大多数の燻っている女性や、虐げられている女性や子どものことが気になる。

中村さんと話す話題はそればっかりではないんですが、きのうは割合そっちが多かった。


話に夢中になり、杜のカフェの画像が全然ありません(笑)。