現地にいるとどこに行っても売られているような気になりますが、
ご当地でしか手に入らないものってある。
日本二十六聖人像について、舟越保武さんが語ったことや、記念碑の裏のゴツゴツモザイク画の意味も、
いまさっき読んで知った(笑)。すべてが後の祭り体質。
このガイドブックは写真が多く、撮ってはいけない教会の内部の写真も。
荘厳で胸がいっぱいになるような教会だった。
賛美歌やオルガンが聴こえてきたら、泣いちゃう。
このパンフレットには大浦天主堂建設と《信徒発見》について、
長崎在住のマンガ家西岡由香さんの4コママンガがあり、可愛らしい絵柄で歴史がすっと頭に入ります。
この《信徒発見》の次に《浦上四番崩れ》(崩れとはキリシタン弾圧のこと。私は最初、転びのことかと思っていました)があり、
浦上のキリシタンたちは流罪となります。
そのことを過酷な中から生き延びて浦上に戻った信者たちは「旅」と読んだのでした。
さて、西岡由香さん、どこかで絶対に見ている…と思ったら巴里夫先生つながりでした。何年か前、《赤いリュックサック》が読みたくなり、巴里夫先生のHPを見たんでした。
戦争マンガが私の小学校時代たしかに多かったのですが、
おかげで戦争について、絶対にいやだ、怖い、痛い、と身にしみて思ったです。





