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《ted2》、

オープニングのダンスから粋で気に入っちゃいました。

前作でハッピーエンドになったかと思いきや、テッドは倦怠期で同じスーパーに勤める奥さん(モデルみたいなスタイルでゴージャスな美人)とは揉めてばかり。

赤ちゃんを作れば解決よ!と同僚にアドバイスされて(実はここで毒のあるセリフが炸裂するんですが、アメリカではどんな反応なんだろう?)その気になるテッドとタミ=リン。

ぬいぐるみと人間で赤ちゃんってファンタジーかよ!なんで誰も驚かないんだ!とむしろこちらがびっくりである。

雷兄弟のマークと素晴らしい精子を手に入れんと暗躍するが失敗。マークが自分の精子を提供すると言うのだが…。

しかしタミ=リンの母体が若い頃の「クサ」がたたって妊娠は難しいと言われてしまう。では養子をもらおう、と立ち上がるふたりだったが、

これがきっかけとなって、テッドの人権を巡って騒動が起こるのだった。

ぬいぐるみは人間ではない。

州の判断により、仕事も口座もピザ屋のカードさえ失効するテッド。笑っていても苦い気持ちも湧き上がる。


裁判を起こそう、とマークと訪ねた法律事務所でテッドたちの弁護士になったのは大学を出て弁護士になりたてのサマンサ。




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大きな目とチャーミングな笑顔。

《マンマミーア!》の娘役、《レ・ミゼラブル》の成長したコゼット役の女優さんでした。

彼女は「クサ」をキメながらテッドとマークと三人、一丸となってテッドの人権復権を目指したのですが、州の弁護士の方が上手。

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それでも諦めないサマンサは人権派の超有力弁護士に電話で依頼。三人でニューヨークまでクルマで向かいます。

余談ですが、アメリカ映画の長距離ドライブシーンって気持ちいいですね。あとクルマは道具、くらいの感覚も気分がいい。

テッドに運転を20分任せたばかりに悲惨なことになるのですが、薪を集めて野宿をし、サマンサのギターに聞き入る夜、そして信じられないくらいのクサ(笑)。

私にはクサってさっぱり見当がつかないから無邪気に笑ってますが、アメリカではもっと破壊的な意味合いなんでしょうか。

人権派の弁護士は、なんとモーガン・フリーマン。


しかしなんていうこと、彼でさえこの案件は引き受けられないほど困難だと。

さすがに力尽きた三人ですが、ずっとテッドを狙っていた男(テッドを分解してその奇跡を明らかにし、自分だけのテッドがほしいというストーカー。テッド、今回もストーカーに狙われてます)が。


テッドを命懸けで救い、瀕死の重体になるマーク。病院で一命を取りとめたものの意識が戻らず、容態が急変!


最後はハッピーエンド。

まるまる太った可愛い赤ちゃんを養子にして、オムツ交換をするテッドとタミ=リン、恋愛中のマークとサマンサ。

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もちろん笑いに溢れた作品なんですが、不妊、養子、差別、剥奪される人権など、なかなかな話もあり、アメリカでは不妊も不妊治療も養子縁組もオープンなんだなあ、

と思いながらも、いろんな場面であるマイノリティへの差別は日本より過酷なものがあるのかもしれない。だからこそ笑い飛ばしてみようという構えなのかなあと思ったり。

どうしようかと思っていましたが、吹き替えで見ました。字幕派の私ですが、吹き替えで見てよかったです。


ところでエンドロールが待ちきれずに席を立つ人って多いですが、笑わせるタイプの映画って最後にちょっとしたオチがついていることが多いので、

わ、あと少し座っていればいいのにね!と今回も思った私です。

ではでは♪