これは大河原邦夫さんの描き下ろし作品で会場最後の展示です。会場を出て裏にまわると、6曲一隻の屏風仕立てになった作品が。
(3曲ずつとりましたがつながってます)
大河原邦夫展、開館と同時に入ったのですが、
1時間半かかりました。混雑というほどでもなく、自分のペースで見ることができましたよ。もっと丁寧にみるひとなら、2時間かかるかな。
すごいボリュームと展示構成の素晴らしさ。
写真撮影スポットがなくても、大満足です。
上野の森美術館で2Fまでの展示は初めて体験しましたが、1Fは白と黒の壁に、メカニックの部分図や内部構造など、
2Fはシルバーに塗られた角材と上下左右に隙間を作ったパネルという、構造がおもしろく、
メカニックイラストの数々がお客さんを見守っている。
セクションごとに壁面デザインもイラストのフレーム、マットもテーマに合わせて変えられていて、
すべてに満足!
会場数カ所でアニメも1分くらいずつ繰り返し上映されていたのですが、
2000年代になると大河原さんのデザイン原画にアニメの表現がぴったり追いついてきた感じで、
70年代のアニメを夢中で見ていた私には宇宙空間の処理も爆風も、いまはこんなふうなんだ~と。
カフェにあった図録見本がまた素晴らしくて。
買って帰ります。
(さすがに疲れたのでカフェで長めの休憩)