(これは大分県立美術館で開館を待ちながら書いた記事です)
大分駅到着♪
構内にはこんなディスプレイもあったし、
《特別展「水戸岡鋭治デザインワンダーランド 駅弁からななつ星まで」》
もちろん、大分市立美術館も行くばい!
と張り切っていた矢先。
「ケータイは持ってきた?」とバタバタしたから忘れても仕方ないな~と思いながら訊いたら、
「iPadもってきたから」と。
長年の直感で、
なにかごまかしてる?とピンときた私は、
「ケータイは?あんたきのうもiPadがあるから、と言っていたけど、ケータイはどこ?」
すぐにパッと答えず、やっと口をついて出た答えは、
「前のホテルの部屋かもしれない」
はあ?
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
「あんた、それきのうの朝からでしょ、いまきづいたんじゃないよね、ゴマ化して逃げて、放置したよね?」
「前のケータイを道に忘れて買い直したばっかりだよね?」
「なんで?なんでそんなことになるの?」
と駅で5分ほどとっちめたあと、大分県立美術館にむかうタクシーで、鹿児島のホテルに電話。
部屋にはなかったけれど、お風呂のロッカーの上の棚にありました、と。
見つかってよかった!
「着払いになりますが、ご自宅に送りましょうか?」
と訊かれて、
「可能でしたら(言われる分にはきらいな言い回しをなぜ口にしてしまうのか)次の宿泊先のホテルに送ってほしいです」
「でしたらそのホテルの方に着払いで荷物が届いてもいいか訊いてもらえますか?」
というわけであしたの宿泊先の長崎のホテルへ。
お願いして立て替え払いしてもらうことに。
あしたの夕方には再会の見通し。
iPadがあるから連絡がつくよ、って外にいるときはiPadに出ないし、メールも見ないし。
案の定《進撃の巨人展》では、私が出てもなかなか出てこないし、
そこのロスタイムがもったいないし、
スタッフのひとに訊いたり探してもらったりで、恥をかかせられ、こんな子になにをしたって無駄だ!という虚しい気分に陥らされ、
いつものことだけど、いつになったら、いつまで息子が悪いのに本人は平気で私だけがバカを見るわけ?と腹も立つわけだ。
腹が立つのはいいことだと思う。
私はまだ息子を見放していない。きっといつか成長すると思っている。数年前に比べたら、すごく成長したんだし。
微笑みながら子どもを諦めるより、怒る自分のままでいいんだと思う。
この上自己否定までやってられっか!っつーの。
息子が悪いわけじゃないし、私も悪くはない。
そう決めてしまうんである。