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昨日から始まった

《フリオ・ゴンザレス展》8/1~9/23 岩手県立美術館

に息子と行ってきました。



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今回はスペインとフランスの国旗が掲げられています。


彫刻は鉄の彫刻で、実家の祖父が板金工で作業を始終見ていた私には、金属加工は馴染みやすい素材でした。まあ祖父の板金加工は屋根につける雲の形などの加工や、家で使う薪ストーブや煙突とか、そんな加工がほとんどでしたが、

一部、あ、こんな感じ、と思うような作品もあって、鉄の彫刻が近しく感じられました。

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《果物籠》



図録は平板ですが、会場は壁が白く、彫刻が黒っぽい鉄や、原形から型取りしたブロンズなので、

クールでカチッとした感じを受けます。

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《「三つ折り」と呼ばれる女》
大きな作品で、角度を変えると幾何学的なおもしろさがあります。

スペインの彫刻家でピカソとも親交があった、ということを今回初めて知って、

彫刻の森美術館のピカソ館を思い出したのですが、

祖父の板金加工や、松尾貴史さんの折り紙でつくるお面を思い出して、

難しいもの、という気がなくなりました。

石の彫刻作品もあり、

《鉄と石》を重ねたり。

図録が物理的にカッコいい装丁だったので、「ジャケ買い」ならぬ「装丁買い」しちゃいました。

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見返しが鉄のあの茶色で艶のあるいい紙なんですよー。

長崎県美術館、
岩手県立美術館、
世田谷美術館、
三重県立美術館

と巡回するようです。

最近は巡回する美術館についてもイメージが浮かぶようになり、

ああ、わかるなあ~と。

世田谷美術館は野外彫刻が多かったし、三重県立美術館は柳原義達記念館A、B室で展示されるというので、イメージが(妄想だけど)。

そして長崎県美術館は《舟越保武展》の巡回先だったような(あとで調べます)。

企画展も2、3回見るうちにだんだんわかってくるので、

きょうはお顔拝見に行ったイメージであります。