手は大きい？小さい？

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私は大きい派

大きいと思う。

てのひらで顔全体が覆えるもの。

顔も大きいのでわかりにくいかな…ははははは！

手が大きいのは自分では気に入っているんだけど、

顔は小さいほうがいいよねえ。化粧品代も安くて済むし、おなじような

目鼻立ちだったとしても、顔が小さいとそれだけで垢抜けて見えるし。

もし私の顔がスタンダードサイズだったら、中指の先が額に達していたんじゃないかな。

みなさま、よかったらご自分の顔に手をあててみて。

顔全体を覆えるサイズだったら手が大きいらしいですよ。

手が大きくていいことは、ものを運ぶとか、つかむ、絞る、などの力作業に威力を発すること。

握力があるのは手が大きいせいじゃないと思うけど、手が小さくて握力はある、ってイメージしづらい。

限度があるけど、比較の問題で顔が小さく見える(顔が大きい私が言うと説得力の足を引っ張っている気がするが)。

などなど、いろいろありますが、

少なくともあしのうらが大きくてうれしいことなどあまりないが、手は大きい方がうれしい。

なぜなら私が自分の手に限らず、手の大きいひとがすきだからです。

そうだなあ、メガネ色白痩せ型に加えて手が大きい、ですね。

手が大きいのはいいんだけど、私の手の大きさはその73%をてのひらの大きさに拠っているので、

早い話が全然かっこよくない。

指が長いタイプの大きな手が憧れなのだ。

高校の音楽の先生が手が大きくて、たまにピアノを弾いたり、指揮をしたりするとき

その手が際立ったものだ。

ピアニスト＝手の大きな人とも限らないが、群ようこさんがピアノを習っていて、

手が小さいからピアニストは無理でしょう、と子どものころに先生に言われたエピソードを思い出す。

『ドカベン』の中でトンマこと殿馬がピアノのために手の水かき部分を切除して、指を大きく広げられるようにする場面がある。連載中、ドカベン、トノマ、岩鬼、里中君(なぜか里中だけは君をつけてしまうなあ)の主要メンバー特集月間(なのか？)があり、それぞれの過去をクローズアップしたのだが、

その時に殿馬の手術の話もあるわけですよ。

殿馬は小柄ながら名セカンドだが、投手としてマウンドに立つとこれが、誰にも打てそうもない切れのいいフォークを投げるんですね。このフォークを生み出したのが、ピアノのための手術だった。

手が小さくて困ることというと、ピアノかな～とすぐ思うのは殿間を思い出すからですね。

そういえば、『のだめカンタービレ』ののだめも手が大きかったけれど、やっぱりピアニストは手が大きいものなんでしょうか。

私の母方の祖父は手足が大きく腕が長い。私の骨格はこの祖父からの隔世遺伝なのである。

このひとは背が170cmなかったと思うが、足は28cmあり、手の大きさは176cmの弟よりもさらにでかかった。

そして指が長いのである。祖父が手をひろげていると、巨大な蜘蛛を連想させてこわいくらいだった。

でもその手がやることを見ているのはおもしろかった。