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《ジュリアおたあ》、前売り券も買わずじまいだったし、どうしようかなぁと思っていたんですが、

きょう美術館をご一緒した中村さんも《ジュリアおたあ》に行くし、チケットまだあると思うよ、という耳寄り情報を得たので、

行ってきました。

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(これは帰り。例によってギリギリで会場に飛び込んだので私が通った時ホワイエはガラーンでした)

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見て!

この悪運の強さ。きょうギリギリで入って1列22番ってオーケストラが入っていたらコンダクターのおつむの位置ですよ(笑)。

ジュリアおたあというタイトルから、江戸時代のキリシタン大名の姫の話かな、

と大雑把に捉えていたんですが、

おたあは苛酷な運命を生き抜く花の種のような女性でした。

朝鮮で生まれ、秀吉の朝鮮出兵で両親を目の前で殺され、孤児になったところをキリシタン大名小西行長に救われ、日本の熊本県宇土市へ。

関ヶ原の戦いで小西行長は敗れ、やっと得た養父母を失ったおたあは、敵である家康の侍女となった。

家康の側室お万の方に虐められても素直に従い、キリシタンの農婦や町人たちと天主堂に集い、信仰を守り、希望を持って生きるおたあ。

しかし、1612年家康が禁教令を出し、宇土時代からの朝鮮人の友達、捨吉が激しい拷問に遭い、

棄教を迫られたおたあはー。


波乱の人生だけれぢ、おたあは何度も立ち上がり、笑顔と優しさを失わない。

捨吉が命をかけて守ったものはキリスト教の教えではなく、

かつて自暴自棄だった自分を信じ、妹の看病をしてくれたおたあがおたあであること。


おたあ草は土地が変わっても紫の花を咲かせる、お前もどこにいてもお前だ、

もし棄教したらお前はお前でなくなってしまう。

捨吉は絶命し、おたあは大島に流罪となるが、

生き抜いてまたおたあの花を咲かせるだろう、
そういう希望の笑顔に輝く表情だった。


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見終わってから、ジュリアおたあについて、史実を知りたくなって、



で検索して、ジュリアおたあが実在の人物で(生没年は不明)流罪を3度も受けたことを知ったのであった。


おたあ役の椿千代さん、捨吉の平野進一さん、

おたあを苛めもするが、その処遇を案じたお万の方の高橋磨美さんが印象に残った。

衣裳やヘアメイクも独特でよかったなー。