子どもの頃、「はだしのゲン」の作者と広島の原爆投下を結びつけたことはなかった。作者は物語を描いているひとで、戦争を体験したひとだと思っていなかった。
しかしすきなタイプの絵ではないのに、目を背けることができなかった。
水木しげるがすきで、全集をいまコツコツ揃えているのですが、
戦争について描かれた水木さんのマンガも何冊み読んでいるのに、南方の激戦地に行かされ、マラリヤの熱があっても行軍させられ、果ては左腕を爆撃によって失う、そのことの痛みをだんだんわかってきた気がする。
あ、終点東京だ。
ではでは。