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なんとかかんとか、授業についていっておりますよ~。

しかし、だんだん宿題が難しく、量が多くなってきました。


きょうの宿題は読み方が3枚びっちり、書き方もパワーアップしております。

あした岩手県立美術館でギャラリートークが14時からあり、

よし、その往きに宿題を出して来ようと思っているのですが、果たして間に合うのでしょうか。
まあ火曜日必着なんですけどね。

きょうの読みは、まだ1/2までなので、今後どうなるかわからないけれど、若くして眼科医に
40歳くらいで失明するだろうと宣告された男性のお話です。

眼科医にやりたいことをやりなさい、と言われて、美大に入り、失明するなら人の倍絵を描いてやろう、
そう思ってずっと絵を描いている…いまそこまで墨訳しました。


というとスラスラここまで来たようですが、


がんかいに、

というのが、

眼科医だとすぐにはわからないですよ。眼下いに?限界にの間違いか?それとももっと違う勘違いをしている?などと迷ってすぐには眼科医とはわからない。

だって全部ひらがなで書かれている世界なんですもの。どんな漢字なのか、2,3行進んでからやっとわかったりして。


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きょう返された「読み」の宿題。

一か所だけ間違えていました。


アヒルのお母さんが「ヒャッ ヒャッ」と鳴く、と書いて平気だった自分がおそろしい。

正解は「クワッ クワッ」ですが、なんでヒャッ ヒャッと思ってしまったのか。

じつは文字の配列が似ているからです。違いは赤字で書いてある通り、マスとマスの間が広いか狭いか。

でもたぶん、ふつうのひとは「ヒャッ ヒャッ」なわけないだろ、と思ってちゃんと正解にたどり着くんじゃないかなあ。

難しいところではひっかからないのに、こういうところで躓く私なのだった。練習を積めばなくなる類のものでしょうか。

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で、こちらは書き方練習の添削。

どうも、分かち書きが見についていなかったり、点字のレイアウトをしっかりやっていなかったり、

そんなミスばっかりです。

見直すときも、点訳の間違いには気づきやすいけど、マス目の数は気にしていなかったから、
まさかの大量ミスですよ。完璧だと思っていたのにこれだ。



でも私だけじゃなかったみたいで、授業に入る前にいつも宿題の解説の時間があるんですが、

この点字のレイアウトがどうして重要なのか、ということを指導していただきました。


指導してくださるのは自らも視覚障がい者(ご本人は視覚障がい者という言い方もどんなものか、と思っておいでのようだった。盲人という言葉に必要以上に敏感なのはむしろ、目の見えるひとたちなのかもしれないと思う。「もーじん」と指先が辿るのと、「しかくしょーがいしゃ」と辿るのでは、どちらが大変か、目の見える人には想像できないのだ。

漢字で書けば短くて済む、という考え方で名称をいろいろ変えているけれど、それが点字になったらどんなに長く長くなるか、私も想像したことがなかった。漢字をつかうとイメージしやすいとさえ思っていた。鈍感だった。

その鈍感さは点字のレイアウトの約束事がどれだけ大事かわかっていなかったことにつながるんですね。


というわけで、今回は、レイアウト完璧を目指す!



ってまだ書く宿題に行きついていないんですが…。


ちなみに提出というか郵送する宿題は点字を「書く」宿題です。特別料金で配達されます。点字の文書だけなら。

だから読み方は、つぎの授業の時に集められるんです。だったら書き方からやればいいんだけど、読みをやってから書き方をやる方が、能率がいいような気がするんです。

よみをやりながら、書くときはここはこうなんだ、というのを頭に入れて行く感じで…。


よし、読みをもうちょっとだけやって寝よう!
あしたも4時起きだ!!