政吉とフジタ
脚本 内館牧子 演出 栗城 宏
会場 にぎわい交流館AU
上演期間 8月30日(日)~12月13日(日)
今年はおでかけはほどほどに、疲れないように、ビョーキにならない適度にひきこもろう、
と思っていたのですが、なかなか思うようにはいかないものですなあ。
きょう、内館牧子さんの講演会を聴いたのも、このお芝居に行け!という神様の布石だったのかもしれません。
チラシを見て、うわっ!やった!と思っていたんです。
わらび座は今年の1月に「ミュージカルげんない」をわらび劇場で見てファンになってしまったのですが、
作・作詞・演出は横内謙介さんで、横内謙介さんの扉座のお芝居、「アトムへの伝言」を見ていたので、
「ミュージカルげんない」も見ようと思って…こうやって数珠つなぎになってしまうのでキリがないのかも。
内館牧子さんの脚本といえばドラマのあれこれを思い出すのですが、
安達祐実初主演映画は「家なき子」じゃなくて、「恐竜物語 Rex」だったことを覚えている方がいるでしょうか。ちなみに安達祐実のお母さん役が大竹しのぶ…「ガラスの仮面」つながりですね当時はまさかそういう展開になろうとはって感じでしたが。
その「Rex」に内館牧子さんがかかわっていたのでした。ダイアローグエディター 。いまWikipediaで私の妄想かもと思って確認してきました。ま、Wikipediaもけっこう間違いがあることは知っているけどさ。
これは秋田県立美術館でやっていた角川映画特集の展覧会で知ったことでした。
そして、にぎわい交流館AUって、じつは秋田県立美術館の庭といっていいくらいすぐそばのところなんです。
すかさず、秋田県立美術館の企画展をチェックして、
藤田嗣治の旅 Ⅱ 2015年7月24日(金) から 2015年9月29日(火)
を見られるような日にちのチケット(なおかつ平日は息子が行けないから土日限定だ)を
抑えるわたくし。全席自由、いいなあ。当日早めに行けばいいんだもん。
こうして、
「政吉とフジタ」&「藤田嗣治の旅Ⅱ」作戦ができたところで、もちろん、
秋田市立千秋美術館もチェック。
企画展はやっていなかったけれど、秋田蘭画の展示と、
こないだ高橋コレクション展にも出ていた岡田謙三の記念館が併設されているので、
やっぱり千秋美術館も寄るです。
秋田蘭画といえば「ミュージカルげんない」のおかげで、司馬江漢についても、
中国人とは思わないですみましたわ。先日ある美術館で司馬江漢の蘭画について、
彼氏が彼女に、司馬って中国の人だろ、と解説していたとき、悪いが、ぷふっ、と思ってしまいました。
私もお芝居をみるまでは司馬江漢って何者だか知らなかったんですけどね。
関連して思い出したのですが、
東京藝術大学美術館で見た、「ダブルインパクト」展、
高橋由一の「司馬江漢像」も出ていたなあ。
司馬江漢、秋田蘭画についてまったく知らなかったら受けた感慨は一緒だったろうか。
知らない方がいいことなんて案外少ない気がするなー。
ではでは♪