{57EF9138-F93C-4714-BD57-6DABD6A1C98E:01}

一昨日見たお芝居の中に、

「サブロクを一人で運べる女なんて、」という演劇男子同士の会話がありまして、

あ、サブロクね、あれね!とわかってうれしかった。
私と息子以外はおそらくほぼ演劇関係者(高校の演劇部とか大学の演劇部含む)で
埋められていたような場内でしたが、おかげでこの時の笑いにはついていけたわ。

コモンセンスって差別の笑いだと思うわー、ま、いいけど。

{A85A7AA2-54F9-445E-A93C-B931011D4DAD:01}

『犬神もっこす』全5巻 西餅(モーニングKC)

こないだまで「週刊モーニング」(講談社)に連載されていた『ハルロック』が
すきで、連載も終わってしまったので西餅さんのまえに『モーニング』でたまに読んでいた
あのマンガ(当時は毎週よんでいなくて、「きのう何食べた?」があるときだけ買っていました)が
読みたい、となり、Amazonで中古をとりよせました。書店になかったんだもの。

犬神くんは大学1年生で、見た目の通り真面目でかたい性格です。
しかし真面目というにはどこかシュールなその言動から目が離せない。
私が最初に『犬神もっこす』に瞠目したのは、くまモンファンの犬神くんが
(犬神くんはいま福岡の大学生ですが、出身は熊本です)くまモンと同僚になり、
(くまモンは公務員ですから)ドライブすることになって、という妄想からです。

その後、月に一度くらいの割合で読んでいたら、お芝居にでることになった犬神くんが
だんだん変わってきて、しかし月に一度しか読まないので、次にモーニングを買ったら連載は終わっていた…。

ということで5巻一気に購入して読んだわけです。
お芝居を観るようになったのはここ数年のことなので、いろいろ勉強にもなり、
おもしろかった。

{35690E44-330E-4E33-955C-FEB0735C1181:01}


舞台の設営のやり方もこのマンガで勉強しました。


{61DA90F8-60CC-4CAA-BF77-45EEECAE2F88:01}


で、なにもないところに舞台をつくるあの台を平台といい、サブロクとか
ロクロクということもこのマンガで知ったところだったので、


サブロクを一人で持てる女なんて、というセリフに笑ったわけだ。


でもその笑ったのは、

『犬神もっこす』の夏目さん(夏目一葉という強烈に舐めた名前だ)は
ロクロクを本気を出せば3枚持てるんだぜ、ということなんですが。

「ゼンラーマン」の舞台セットには、「3×6」とベニヤに書いてあって、それもなんかリアルでよかったです。