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《幸せをよぶシンフォニー彫刻》

スカルプチャード・ステンドグラス制作 ガブリエル・ロワール
よろこび レリーフ3展 伊本淳 

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このステンドグラスと螺旋階段の曲線と光の色彩が融和して階段をあがる体験が
作品に含まれているような感じでした。



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塔の外に解説があり、ガブリエル・ロワールの詩も刻まれていました。
このステンドグラスのなかに、四季や恋のよろこびや月や箱根が表現されているようです。



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ジャン・アルプ《大きな種》 

あー、この形、アルプだ。と思ってよろこぶ。このあたり、
ヘンリー・ムーア、アルプとなにか強烈な個性が炸裂しておる。


息子とばったりする。

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彼は家のお風呂はしぶしぶ入るのに、足湯があれば絶対浸かりたがる謎の人。
家も足湯にすればいいのだろうか。

鋭い収斂性の香りが漂っていて、何かなー何かなーと思っていたら、

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足湯に柑橘がぽんぽん入っていたんでした。

それがあたりいちめんにつよく香っている。

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コンプリートをめざしていたので、このギャラリーカフェ&ショップも入館する私。

カフェでゆっくりする余裕はないが、そこに建物があるなら入らなきゃ、というコンプリート魂に支配されている。

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そしてここの2階の<緑陰ギャラリー>のコレクション展がよかったです。

もちろん撮影はできないし、図録はもちろんポストカードもないのですが、
ここでしか見たことのない絵にたくさん出合いました。

私のことだからそのうち失くすであろう、作品と作家一覧をここに記録しておきます。

1 靉嘔  On the Way-C 1982年 181.8×227.3 アクリル・キャンヴァス
2 ポール・ジェンキンス オレンジ色を強調した現象 1977年 193×221 油彩・キャンバス
3 ロバート・マザウェル 絵画へ №2 1971-75年 174×325 アクリル・キャンヴァス
4 桜井浜江 波 1991年 162×130.3 油彩・キャンバス
5 遠藤彰子 星 1995年 160.8×160.8 油彩・キャンバス
6 千住博 Waterfall 1995年 162.1×454.6 岩絵の具・雲雪肌麻紙
7 田淵安一 三天界 1972年 145.5×112.1 油彩・キャンバス
8 マルク・シャガール アネモネ 1978年 38×46 アクリル・キャンヴァス
9 モーリス・ド・ヴラマンク 雪景色 1930年頃 59.5×72.5 油彩・板
10 ワシリー・カンディンスキー 紺の背景のコンポジション 1940年 27×47 グワッシュ・紙
11 ベン・ニコルソン リミニとウルビーノの間の谷、1964年6月 1964年 61×70 油彩・板
12 ロバート・ラウシェンバーグ 吊して、照らされたショット♯1 1985年 214.6×97×31.7 ミクストメディア(木製伝統箱、ポリエステルシート、カラー・リトグラフ)

13 ジャスパー・ジョーンズ 旗Ⅰ 1973年 69.5×89.5 シルクスクリーン
14 フランシス・ベーコン アイスキュロスの悲劇 1982年 40.2×95.2 リトグラフ
15 カレル・阿プエル 血を流す民衆の手 1986年 264×198 油彩・キャンバス
16 フランク・ステラ スクランブル 1977年 175×351 アクリル・キャンヴァス
17 ザオ・ウーキー 01.04.76 -アンドレ・マルローに捧ぐ 1976年 200×524 油彩・キャンバス
18 梅原龍三郎 アネモネ 1969年頃 40×31 油彩・キャンバス
19 ピエール=オーギュスト・ルノワール カーニュの庭のルノワールの娘たち 1914年頃 48.4×58.4 油彩・キャンバス

20 モーリス・ユトリロ モンマニーのカフェ 1906-07年頃 45.5×37 油彩・キャンバス
21 古賀春江 裸婦 1926年 115×90 油彩・キャンバス

圧巻は古賀春江でした。
《裸婦》というそっけないタイトルと具象のふつうの裸婦の大きな絵でして、この絵をみたあとでポーラ美術館に行って、コレクション展でまた古賀春江に出会ったうれしさ。全然ちがうタイプの絵なんです。
古賀春江にこんな、黒田清輝と同時代にフランスに留学したひとたちに師事した、みたいな絵があろうとは、って感じでした。

シャガールの《アネモネ》は色彩がはっきりしていて、画面が幾何学的に三分割されていて、ちょっと見たことのないタイプの絵だった。

ブラマンクもよかった。ザオ・ウーキーは長期のお休みに入る前のブリヂストン美術館で大きな青い青黒い作品をみてきた。あー、また出会えてよかったという気持ち。

もし、まあカフェだからいっか、とスルーしていたら、見逃していた21点。

私は寄り道を厭わず、なにかおもしろいものがそこにあるんじゃないか、という期待で
てくてくあるいている人間ですが、この時ほど自分の軽薄な好奇心に感謝したことはないですね。

前に来た時は彫刻のコレクションでした。
 
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で、こちらは《妖精たちのチャペル》
総合プロデュース 桂由美 

おそらく箱根彫刻の森美術館のこのロケーションで結婚式をあげる、そういうプログラムも
あるのではないかと…。確認していませんが。


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ガラスの素材感がすごくよかったです。

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フランソワ・モレル《網目の球体》

ギャラリーカフェ&ショップから出ててくてくあるいていくと、
いよいよ見えてきました!!

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ピカソ館!!

そしてその前にあるのは、フェルナン・レジェの《歩く花》。

このピカソ館の前にあったから、という理由で私はこれをずっとピカソの作品だと思い込んでいたんでした。

最近読み返した『マカロニほうれん荘』の中に芸術の秋だから美術館に行こう、というエピソードがあり、
なかにレジェという名前も出てきたので、へぇっと思ったし、中1の私にはレジェと言われてもわからなかったから、たぶん、読み流していたんだろうなあ。鴨川つばめの扉絵がすばらしくて読み返す甲斐があります。余談でした(笑)。

そして箱根彫刻の森美術館のまだ半分くらいなんですけど(笑)。
この調子でえんえん書き続けるんでしょうか。

ほかに見た美術展の感想もまだなんですが☆

ではでは♪