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岩手県立美術館の2Fのクマ、三沢さんのANIMALSは樟で彫られているので、設置されてから半年は経ちますが、まだ樟の香りがする。


いつもこのクマとアイコンタクトをしてから常設展へ向かうのですが、

あら?

足元に箱がふえた?

受付の方に教えてもらったのですが、それは加湿器でした。木は生きてますもんね。


二酸化炭素が多いとイキイキするそうですよ。
これは大工の父が申しておりました。馬小屋も馬がいなくなると廃れる。伐られた木も生きていて、呼吸しているそうです。


きょう読んだ宮大工さんが書いた本に、


「杉とクスノキは浮き宝(船)とせよ」という『日本書記』の言葉が紹介されてあって、興味深かったです。

スサノオがヒゲをまくと杉が生え、胸毛を巻くとヒノキが生え、眉をまくとクスノキが生えた、という文章も紹介されていて、

樹木と人と神さまの関わりもおもしろいものだなあと感じました。まだ読みはじめたところですけどね。
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きょうは解説と6月の解説予定を張り出したり、チラシを印刷したりで美術館にきたです。

上の点字は、


→オドリバ 踊り場

こんなに多くの点字があったんだ、と気づいたりして。

萬さんの解説があると思ってきた、というお客様がいて、平日の企画展のない時期にようこそ、とうれしかったです。

ではでは♪