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昔っから大好きな絵なんですが、きょうは常設展に出ていてうれしかったなあ。

記念にフォルダを買いました。

すぐ廃れるんだけど、すきな絵がフォルダだと気分がいい。

岡田三郎助の「あやめの衣」はもちろん最初は美術集で見て、タイプだなあと思っていたのですが、

ポーラ美術館で何年か前にはじめて逢ってズキュンである。

しかしきょうのポーラ美術館の常設展、特に「日本の洋画1、2」はやられた。


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黒田清輝「野辺」!


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藤島武二「女の横顔」!(ブリヂストン美術館の「描かれたチャイナドレス」で見逃していたのでラッキー)

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岸田劉生「麗子坐像」(額がまたいい!でも図録にもポストカードにも載らないんだよなあ)

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そして萬鐡五郎「木蔭村」!

黒田清輝と萬鉄五郎がおなじ展示室に…いやべつにめずらしくないんだろうけど、ポーラ美術館の「名品選」図録にも萬さん載ってるし。

大原美術館には萬さんはあっても黒田清輝はないから、ポーラにも黒田清輝はあっても萬さんはない、と勝手に思い込んでいました。黒田清輝の絵については大原美術館の大原總一郎の時代に、近々重文になりますよと持ち込まれた話に小耳も貸さず、重文だろうがなんだろうが大原美術館にはつまらない絵は要らないのだ、と言い切ったエピソードがあるです。

しかしびっくりしたのは彫刻の森美術館の絵画コレクションでも古賀春江の「裸婦」(1926)を見て喜んでいたのに、

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ここにはさらに大きいサイズの「白い貝殻」(1932)があり、

三岸好太郎の「蝶と裸婦」、

国吉康雄の「読書する少女」が両隣に!

岡鹿之助が2点出ていて、

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安井曾太郎の「薔薇」があってと凄かった。

図録「名品選」には出ていない絵もあるけれど、ポーラ美術館にはこの絵がある、とわかっているだけでもうれしい。