実は箱根湯本駅から岡田美術館まで、贅沢ですがタクシーで行きました。おかげで小林忠館長の講演を息子も私も2列目のいい席で聴けて満足だ。
タクシー代は障害者割引があり、付き添いの私の分(2800円)が無料になったので相殺でOK。
観光地の運転手さんはおしゃべりも運賃のうちと心得ているから、じつにナイスな情報を教えてくれます。
箱根駅伝の話から、箱根で有名なパン屋さん2軒の話になり、
ちょっとタイミングが悪くて看板だけですが、
渡邊ベーカリー
岡田美術館に向かう話から、箱根駅伝のときはあそこは直線の長い距離があるから応援のひとが並ぶんだよね、
渡邊ベーカリーでは応援のひとにシチューパンを配るんですよ、1200個配って、それでももらえないひともいたというからもっと応援に来てるんだろうね、
梅干しパンも人気があって、限定50個なんだけど、10個買っていくひともいるからすぐ売り切れるんだ、
パン屋さん情報だけじゃなくて、
子どもが減っているから、小学校の入学生が2人とか3人とか、スクールバスでここからあっちまで行くんだ(地名を忘れたけどまるっきり毎日観光みたいな距離だった)。
大きな病院がないから、怪我をしたり病気のときは遠くまで行かなきゃいけない、小さな診療所もあるけど、
そんな話も聞いた。
地震でハイキングのひとは減ったけど、美術館はお客さんが減ってないんだって、とか。
岡田美術館の近くに、大涌谷通行止めの標識はあったけれど、ごらんの通り、みんな観光を楽しんでいる。地割れとかがけ崩れとかないし。
夏に四国に行く前も、ニュースやTwitterで被害情報が飛び交っていたけれど、高知市内は水浸しじゃなかったし、
災害のニュースはいつもいちばんひどいところを流すけど、大事なことではあるけれど、観光地のお客さんを奪っていることもあるんじゃないかとか、ちょっと思ったり、
新緑の中の箱根を上って、スーッとしたり。
きょうはいい運転手さんでしあわせだった。
(そしていつもとはちがう入り口から岡田美術館に入ったのも新鮮でした)
あしたは息子は彫刻の森美術館に行きたいらしい。
箱根湯本駅にでかいポスターがあったからね。
私はポーラ美術館のセザンヌ展。
いつも親が大事と思いたい(by太宰治)で来ているので、
あしたは
彫刻の森美術館ーポーラ美術館ー渡邊ベーカリーー富士屋ホテルの順で行きたいなあ。
今回も箱根で人力車の野望は潰えた（笑）。
浅草、小樽、門司港レトロと人力車に乗っているのですが。
まあ欲の6割叶えば大成功だ。
箱根の温泉に入って早く寝ちゃうですよ。
ではでは♪