ブログネタ:酒癖悪い人周りにいる?
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昔はいました。
子どものころは父ですねー。
毎日仕事に行っていたし、アルコール病棟に入院もなかったから、
べつにお酒がすきなだけだったんだ、
と長年「いいほうに解釈」していましたが、
認知症の治療(といっても治るものではないのだが)で
お医者さんにかかっていたときに、委縮した脳の断面図を見せられて、90歳の脳だ、と言われたあたりで、
アルコール依存症だったのかなーと。
一番親しかった友達のお父さんがアルコール中毒で入院も何度かしていたので、アルコール中毒というのは
入院したひとなんだ、と思っていたもよう。ほぼ毎晩呑んだくれて帰ってくるひとをアルコール依存症となぜ思わなかったんだろう?だって当時は小学生だったんだもん。
酔っぱらうと親戚の家に行きたがる。一緒にいた小学生の私が、お父さん、迷惑かけるからやめようよ、と言った、と年を取ってから聞かされたが覚えはない。すぐに手をあげる父にそれでも言いたくなるくらい、親戚に悪く思われるのがいやだったのか。道路で寝っ転がって、警察に呼ばれたこともある。迎えに行って、母親がかんかんに怒ってひとりで帰り、私がひきずって帰りました(笑)。
酔っぱらって帰ってくると、ふだんより御しやすいのでそれほどコワくないが、コワくはないがうるさかった。
めんどくさかった。40歳台で喘息になり、煙草をやめたあたりから、それほどお酒も飲まなくなりましたが、
とはいえ、認知症が悪いのか、飲むから認知症になったのかわからないが、飲みだすとお酒がある限り飲みたがる、というのはやはり大問題でしょう。いまはもう認知症のステージがかなり進んで、お酒より甘いものへの執着がつよくなったらしいです。それはそれで心配ですが。
父の酒癖問題に悩まされなくなったあたりで結婚したのですが、今度は元夫が問題だった(笑)。
最初はよかったんですけどー。
結婚前から平日に350ml缶ビールを6本呑んでいた。毎日。今考えたらそれもどうよって感じだが、
自分の給料で呑んでいるんだからほうっておきましょう、と思っていたと思う。私が結婚前と変わらず本やマンガを買おうと、それをお風呂でえんえん読もうと、そういうことで文句をいうひとじゃなかったので、そのくらいの自由はいいじゃんおたがい、と思ってたんです。
特にべろんべろんに酔って暴言を吐く、みたいなことも最初はなかったし。
ま、しかしあっという間ですね。
その後平日に8缶~10缶にステップアップし、注意すればお前のせいだ、とカッとなって1ダースという日もあったりして(そのお前のせいだ的な発言がすでにアレですよ)、
痛風になっても病院をさぼり、呑まない時でも攻撃性が激しくなり、まーなんだなかんだ、別居して3か月後に肝臓がんが発見され、以下割愛。
私のなかに、酒癖の悪い人間を家族にしたいという共依存の気持ちがあるからこうなったんでは?と考えてみたこともあったが、
親は選べないし、結婚相手の変貌も最初からわかるかっつーの。
離婚を決めたあたりでなんでそんなひとと結婚したの、と言われましたが、じゃあ一度やってみろよ、と独身の友達には毒づこうかと思ったがやめといた。代わりに疎遠になりませり。
一時私自身が酒癖が悪くなりましたが、たぶん、酒癖の悪い人間たちに苦しめられたので、自分自身がその底に落ちてみたらどう思うかやってみたかったもよう。
しかし私はどこかに冷めたところがあるのですぐにそれもつまらなくなり、終わっちゃったな。
今後は自分も、自分のまわりにも酒癖の悪いひとは寄せつけない人生の予定。
唯一の家族の息子ですが、僕はビールはきらいだけど、ワインが好きになると思う、と独自のお洒落発言をしております。ははは!