きょうの仙台市博物館、「国宝 吉祥天女が舞い降りた! 」展では、


薬師寺僧侶による「特別展ガイダンス」があったのですが、

きょう行く!ということだけ決めていたので、私としたことが関連イベントの

チェックは手薄だった。


でも、チケットを買っていたら、息子が、お母さん、講演があるよ!とホールを

指さしていたので、席取ってて!と叫んで、あとからのこのこ…。


生駒基達執事のガイダンスは親しみやすい中にも、芯の通ったものがあって、

聞いてよかったです。


あとでなんで聞こうと思ったの?と聞いたら、いや、お坊さんのお話はおもしろいから、と。


修学旅行でそういうイベントでもあった?と聞いたら、まえにお母さんと聞いたから、という

お答えでした。藝大美術館で「興福寺 仏頭展」があったときに、多川俊映貫首のお話を聞いたのが

印象に残っていた模様。へーーー!!!



そしてもちろん、きょうもちゃんとお話を聞いていたのだった。

高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」

2015年4月18日(土)~6月28日(日)
会場:東京都 初台 東京オペラシティ アートギャラリー
時間:11:00~19:00(金、土曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)
出展作家:
会田誠
青木陵子
青山悟
淺井裕介
荒木経惟
安藤正子
池田学
伊藤存
井上有一
榎倉康二
大岩オスカール
岡田謙三
小沢剛
小谷元彦
風間サチコ
樫木知子
加藤泉
加藤美佳
金坂健二
草間彌生
鴻池朋子
小林孝亘
小林正人
近藤亜樹
塩保朋子
菅木志雄
須田悦弘
関根伸夫
辰野登恵子
束芋
Chim↑Pom
中村一美
奈良美智
名和晃平
西尾康之
蜷川実花
橋本雅也
舟越桂
町田久美
松井えり菜
丸山直文
Mr.
宮永愛子
村上隆
村瀬恭子
森村泰昌
森山大道
やなぎみわ
ヤノベケンジ
山口晃
横尾忠則
李禹煥
休館日:月曜(5月4日は開館)
料金:一般1,200円 大・高生1,000円
※中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料

ギャラリートーク
『コレクターVSアーティスト』
2015年4月18日(土)16:00~17:00
会場:東京都 初台 東京オペラシティ アートギャラリー展示室内
出演:
高橋龍太郎
青山悟
風間サチコ
加藤泉
塩保朋子
ほか
料金:無料(要展覧会入場券)

ギャラリートーク
『コレクターVSアーティスト』
2015年5月24日(日)16:00~17:00
会場:東京都 初台 東京オペラシティ アートギャラリー展示室内
出演:
高橋龍太郎
鴻池朋子
近藤亜樹
松井えり菜
宮永愛子
ほか
料金:無料(要展覧会入場券)

対談
『名和晃平VS鈴木芳雄』
2015年5月16日(土)14:00~15:00
会場:東京都 初台 東京オペラシティビル7階第一会議室
出演:
名和晃平
鈴木芳雄
定員:80名
料金:無料



みたいと思った美術展はメモ帳(デジタルの)にコピペしておくのですが、

それを見せたら、


知っている作家の名前が多数あって、これはいい展覧会だよね、

と熱っぽく語り、


行きたい、と語るのだった。


おいおい…。


息子を連れて行くと、もう大人料金なのですごくかかる、ので連れて行きたくない(笑)。

でも、そんなことを言うようになった息子は頼もしい。



が、


その後、精神科のドクターのお話ってどんなんだろう、となにか根本的にズレたことを

うっとりして話し出したので、ちょっとな。てか、あなたが年に1,2度診察してもらっている方も、


小児精神科のドクターだと思うんですけどー!!






お土産コーナーで買ってきた、メモリアルブック。

ポストカードや、いままでのあゆみが載っていて、

いい記念になるブック。じっと読んでいた。



水族館に入る前に、もめた。


息子はきのうの加茂水族館でも、きょうの博物館でも、

自分が先に走って席を取ったり、行列に並んだりして助けになったから、

ここでも自分が先に走って、と思ったんだと思う。


で、並んで待っているのに、もう先頭になったのに、

ケータイを鳴らしてもお母さんが出ない。


と、思っていたらちがう列に並んでいるお母さんが見える。もう!

なにしてんの!と腕をつかんで自分が並んでいた列の先頭にもどる…と、

そこにいたおじさんに厳しく、なんで割り込むんだ、と叱責され、


お母さんには、せっかく並んでいたのになんで腕をひっぱるの、また並び直しになったでしょ、

と言われてすっかりくじけてしまい、


もう帰る、と、半泣きで怒ってしまい、

なんとか宥め(たつもりでいたのだが)て、チケットをもたせて、

と思ったら勝手になかに入って行って、もう姿が見えなかった。


その後中で全然会わない。


私もカッとなると、息子の立場になるなんてことは吹っ飛び、

並んでいたのに息子のせいで台無しにされ、

人前で恥をかかされた、


ということで頭がいっぱいになり、


「なにやってんのよ!」「頭冷やせ!」とか言ってしまったんだよなあ…。


なんで、せっかく並んでくれたのに気づかなくてごめんね、と言えなかったのか。

でも親だって人間だし、すべての人間がこっちの思ったとおりの反応にならなくても、

自分の心をくじけさせないトレーニングだって必要なのだ。全部の人が自分を思いやってくれるなんてありえないだろう。


と考えたり、


可愛い、だいじな息子が迷子になってしまったらどうしよう、

勝手に家にひとりで帰ろうとして事故に遭っていたら?


などと考えてだんだん悲しい気持ちになり、入口の係のお姉さんに

迷子の相談をしていたところで息子が、


「お母さん」


といって私の腕をつかんだ時には、そのタイミングにびっくりしつつも、

安堵した。



あーーー、よかった。


その後は仲直りをして楽しくすごせました。



たったひとりしかいない、大切な子どもであり家族であり、

相棒である息子である。大きくなったからと言って、中身がまだ幼く、

傷つきやすいことを忘れてはいけない。口は生意気でも心はまだ幼い。



帰りのクルマで、お母さん、東京の美術展でどーしてもみたいのが

3つあるんだ、もうあんたは大人料金になったし、今回はお母さんだけ行ってくるけど

いいでしょ、と言ったら、


「どんなの?」

と聞くので、


「高橋コレクション展、べつに興味ないでしょ」

と言ったら、なにそれ、すごくおもしろそう、○○○○っぽい気がする、と。


す、鋭い!