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中学生の息子の選択授業では、「織物」「食物」「創作」「器楽」があるんですが、
息子がやってみようかな?と心傾いているのが、創作(やっぱりね)。


創作の講座名がいいんですよ。「気分はピカソ・ロダン・舟越保武」。
舟越さんが彫刻を志すきっかけとなったのが、高村光太郎訳の「ロダンの言葉」ですし…。
ピカソも舟越さんもそれぞれ91歳、89歳のご長寿だし。


というわけで岩手県立美術館のグランドギャラリーには、大物4点、2Fの常設展示の舟越保武・松本竣介室にも「聖クララ」をはじめとする9点の作品が展示されておりまする。


てっきり9月までは舟越保武展のため、当館には主だった作品はないのかと
思っておりましたが、郡山市立美術館が3/22まで、

そのつぎの練馬区立美術館が7/12~9/6ですから、
その間こちらで展示することができたのですね。

いつもとちがうグランドギャラリーでの展示は新鮮です。



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舟越保武先生の作品が秋まで見られないのはやっぱり寂しい、と
感じられる地元のファンのため、

また、遠方から舟越作品との再会を楽しみにやってきて、あれっ、
巡回展?そうだったのー、としょんぼりして帰るひとを減らすため…

いやこれは私の勝手な想像ですが、そんなひとたちの聞こえないつぶやきに
耳をすました結果、この展示になったのかなあと。

グランドギャラリーの天井はかなり高いので、対比で作品がふわっと自由になった気がします。


その違いも楽しめるし、この場所だと、あるきながら眺める彫刻作品、という、
いつもと違う視点も楽しめます。


5月9日(土)には担当学芸員によるギャラリートークがあります~。
11:30~。どんなギャラリートークになるのか、それも楽しみです。

ではまた♪