1万円の賢い使い方ブログネタ:1万円の賢い使い方 参加中
1万円の賢い使い方かあ。

高校生の頃、お小遣いが月1万円でした。
多すぎるようですが、お昼代、参考書代、文房具などもいれてです。

でも使えるお金を多くしたいわけで、お昼は揚げパン一筋だ。飲み物なんか買わないよ。だって液体苦手だし。固体でもないのにお金がかかるなんて損じゃ(いまは液体も買います)。

揚げパンは一個50円だったかな。70円のカツパンは贅沢だと思って買わなくなった。

で、お小遣いのほとんどを本とマンガに注いでいたわけですよ。

おしゃれとか友達との喫茶店代とか、そんな支出は一切なかったしね。映画も当時は見なかった。たった1回しか見られないのに、お金がもったいない。テレビで見ればいいじゃん、と思ってました(いまは一回しか見られないからいいんじゃと思っています)。

お小遣いをもらったら、本屋さんに行って、文庫本を買い込んで、自分の部屋にこもって読みふけり、次の日から寝不足と遅刻が続くわけだ。

満ち足りてしあわせだったので、いい遣い方だったんじゃないかな。


その頃は人のお金の使い方が贅沢すぎるとか浪費に見えて仕方なかった。偏っていたんだよね。


短大に入ってはじめて、映画館で映画を見るようになった。実家のある町にも映画館はあったんですが、高校生まで入ったことないもんなあ。

映画館といえば、新・午前十時の映画祭は1回1000円だから、1万円あれば名画が10作見られるなあ。

レストランのランチコースを奮発する。

温泉に一泊。

募金箱に1万円を入れる。

フルマラソンへのエントリー代(フルは1万円かかる)。

ビニール傘をやめていい傘を探す。



これがしたい!

という強い思いが湧いてくるまで、遣わないで、なににしよう、と毎日楽しく考えてくらす。

これがいちばんいい遣い方じゃないかな?