ちょーっと過発酵気味だったかな？
というより、チーズを入れると生地がかならずダレますなあ。
どっこのパン屋さんにあるチーズをつかったパンも、みんなダレてます。
あれをみるたびに、たれぱんだ を思い出す。きょうもよくタレてます、って。
パンは生地の味だけで勝負するのがすじで、具を入れると、
けっきょくパンは具を乗せるためのなにか、になってしまう、
というある良心的なパン屋さんのブログを読んで、
うっ！
と心を打たれたのですが、
根がおっちょこちょいで、セーターもアランセーターや編み込みセーターがすきで、
淡々とメリヤス編みなんかやってられっか、という性向だった私なので、
やっぱり10個に3,4個は具入りですねー。でもパンは生地だ、とは思っているけれどね。
ダレてるとはいえ、けっこう高さもあるでしょ。
クープのワイルドさも見逃さないでね。
焦げているのは、オレンジピールを入れたからです。
リスドォルのパン・オ・ルヴァンの生地に、クリームチーズ100gとオレンジピール100gを
巻き込みまして。
型入れの時点ではこんなかんじ。
ぶわっ。
とホイロが終了したところで底には必ず、火のあたりを柔らかくするライを打って、
ごらんあれ。
オレンジピールから染み出た甘い蜜ですよ。
でもライを打ってあるから型にひっついて台無しってことはないです。
昔、といってもほんの4,5年前にはよくやってましたけどねー(笑)。
そこここに不穏なるオレンジピールをのぞかせつつ、
まるまるとした形態を保って入るこのパンである。
クープを入れましょ、カミソリで♪
十字にいれましょ、カンパーニュ♪
と歌いながら剃刀を持ってたら怖いって(笑)。
剃刀をホルダーに入れないで手でもってスーッと引くのも
ゾクゾクして楽しいが、それはパンづくりの楽しさなのかは疑問だねー(笑)。
刃物がすきなんです、たんに。
では～♪