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息子の国語の教科書が重い。分厚い。ゆとり世代だったイトコのお姉ちゃんの教科書なんてペラッとしてなからなあ。

いまの教科書って現代作家の作品や、エッセイから社会問題までレパートリーが広いなーって感じ。

でも私の時も載っていたヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」もあってうれしい。すきな作品だったから。

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で、ビックリしたのが杉浦日向子さんの『お江戸風流さんぽ道』が採られていたこと。

エコロジーというテーマについて、江戸のくらしといまの私たちの生活を
対比させていて、考えるきっかけを与えてくれますし、いい内容だとは思うのですが。

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…文章がね。


書き改めるくらいなら、採らないでほしかったなあと思うのはまちがっているでしょうか。

杉浦さんはテレビで話していたときのおっとりした雰囲気とちがって、
文章はチャキチャキしていて、気風がよかった。

そのよさを殺されているようで、もったいないのである。

でもこれをきっかけに中学生が杉浦さんのエッセイやマンガや、
江戸時代というものにも興味をもったら、それは悪くはないんですが。