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きのうのNOTE読書部4月の活動記録です~。

本を持ってきたひと~で唯一レコードを持ってきた直子嬢こと、菅原直子さんが
トップバッター。

おなじ年齢なので、当時のベルばら熱はよーく覚えている。
直子嬢は本気で宝塚に入りたかったのですが、娘役で身長が165cm~という
文字通りハイレベルな資格で挫折したもよう。

165cmっすか!それじゃあ女子プロレスの資格よりもしかしたらきびしいかもね。
って調べてないけど、ダンプ松本さんはそんなに長身でもない気がする~。神取忍さんが170cmでしょ。
ところが男役に至っては170cm~ってどんだけ~。

宝塚受験資格がないと知っても、ベルばらラブは冷めず、お年玉をはたいて買ったというのが
こちらのレコード。



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現在NOTE読書部最年少部員のもみじちゃんは現役女子中生ですが、
≪ベルばら≫を知らない子どもたち~♪なので、レクチャータイムが取られたのであった。

でもフランス革命は習ったんですって。その原因となったロココの女王、マリー・アントワネットと
その夫ルイ16世、スウェーデンの貴公子フェルゼン、男装の麗人オスカル、オスカルの影となって寄り添う、アンドレ。

男として育てられたオスカルにいきなり結婚を強制する父親、じつはその陰に革命の嵐に巻き込まれて命を失ってしまうかもしれない愛娘をかばいたい思いがあったのだと知って、

オスカルが父・ジャルジェ将軍に男として生きる人生を与えてくれた父に感謝する場面について、
ここがよかった、

と語るバックではマスター・熊谷氏がレコードをかけ、さらに、ベルばらのレコードがほかに
あったはずだ、と探し続けていた…。


こんなふうにブックレビューをきっかけに話が広がったり、深まったり、脱線したりするところが楽しい。


つづいて、副部長。

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いままでにも幅広いブックレビューをみせてくれた副部長ですが、

今回はあの≪阿修羅のごとく≫をテーマにした一冊ですよ。


で、表紙カバーのテレビドラマ版の登場人物たちをみて、いしだあゆみに八千草薫に、
このひとだれだっけ、ほら、あのひと、

とか言い合って、あっ!加藤治子だよ!と思い出したりして。


なぜ副部長がこのドロドロしたドラマを知っているのか。私や直子嬢、もみじちゃんのお母さんは
リアルタイムであのドラマを見ていた世代ですが、

もみじちゃんはむろん、副部長も当時はまだ幼くて見ていなかったと思われるのに。


タイトルが『』向田邦子、性を問う 『阿修羅のごとく』を読む』なので、中学生のもみじちゃんがいるので、
ちょっとどうかなあと思ったんだけど、という前置きがあったのですが、

もみじちゃんが、

向田邦子、教科書にも載ってますよ。と。


ブックレビューに本も持ってきたけれど、国語の教科書も持ってきていたんでした。

向田邦子の「字のない手紙」。思い出しただけで涙が出そうになる、学童疎開でひとり、親元を離れた末の妹にお父さんが持たせたはがきの束と、元気なら大きな○を描いて出せ、と言っていたのに、その○がどんどん小さく、元気がなくなっていくんですよ。そしてついにお父さんが迎えに行くぞ、と。

が、そんな話はこのブックレビューには関係がない。いやあるか。

ホームドラマで性を描くことはできない、という意見に対して、向田邦子が見せてくれたのは、
性をさりげない場面にメタファーとして描くやり方だった。

割れた殻からドロッと出る、卵。
その後、母親と娘、年をとっていく親を見送ること、などに話が流れ、

それぞれのホームドラマ(けっしてほんわかした話ばかりではない)が語られたのでした。

中三になったばかりのもみじちゃんには早いかな、とか言っていた大人たちでしたが、


つぎにもみじちゃんが出した本が!!(つづく)