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いやーーーーーーー!!!

20年ぶりくらいで金井美恵子さんの講演会に出られるかも!


「谷崎潤一郎的幸福ーあるいは、書くことの幸福と作家たちー」

5月23日(土)14:00~
神奈川近代文学館


きょう、思い切ってローソンのロッピで美術館チケットを買ったんです。
前売り券を買っておいたものの、いけなくなった、ということがあったもので、
前売り券を用意することが空しくなって、行ってから買えばいいじゃ、

というやさぐれた気分だったのですが、

Lコードを調べるのがめんどくさくて(私はほんとうにズボラの塊です)、
いっつもリストの上から順にチェックしつつ目的のチケットを探すわけ。

そうしてたら、

「谷崎潤一郎的幸福ーあるいは、書くことの幸福…(あんまり長いタイトルは全部表示されない)

という講演会があり、講師の名前はチケットの画面ではわからないわけ。

でも、このタイトル、ぜーーーーったい金井美恵子じゃけぇ、とiPhoneで検索しましたよ。

そうしたらやっぱり金井美恵子の講演会だった。


中島みゆきだったらそれがほかの歌手が歌っていても、歌詞のワンフレーズ、いや、単語の選び方だけで、

みゆきさんだ!

とわかる。私はコンビニで薬師丸ひろ子が歌っていた「おとぎばなし」の、

おとぎばなしを聞かせてよ

で、これ絶対みゆき!と確信しました。提供曲だったので、薬師丸ひろ子が先に歌っていたのですが、いまの歌で、「おとぎばなし」なんてレトロな単語をひょいと投入するのはみゆきさんにしかない。

金井美恵子だったら、それがなにかのはずみで切れ端だけだったとしても、必ずわかる自信がある。

ファンってそんなもんですよねー。




20年以上前にはじめて聴いた金井美恵子さんの講演会もやっぱり谷崎がテーマだった。


いまネットでしらべたら、日本近代文学館のアーカイブ に記録があって、

1992年7月28日の講演だった。高橋英夫、金井美恵子、後藤明生。私は28歳で販売員だったので、
土日祝日は休めなかったから、たぶん、学生の夏休みというあたりだったから平日にも講演があったのかな。

当時は新幹線を使わなかったから、鈍行でとことこ行って、金井さんの講演から聴いて、後藤明生もすきだったから聴いて、そのままとんぼ返りだったと思う。ストイックというより、ほんとに子どもだたったんです。

当時はケータイはおろか、ネットもないわけで、路線は時刻表で調べて、時刻表をバッグに入れて行ったんだと思う。いまだったら、交通費を節約するより、もっといろいろ見たり体験したりした方が、と思うけど、その当時はそれでも東京まで日帰り往復の冒険にドキドキしていたんである。

ネットもブログもない時代だったので、ひとりで行って、じわじわよかった、と思って、友達はだれも金井美恵子を読まないので(金井さんが読まれていない作家なのではなくて、私の友達がそもそも少ない)、ひとりでずっとよかったよかった、と反芻していたんでした。

谷崎の『細雪』について語られた講演は、のちに『小説論―読まれなくなった小説のために』(岩波書店、のちに朝日文庫)に収録されております。


谷崎展の関連イベントとして行われる講演会なのですが、
絢爛たる、というと、金井美恵子の20代の頃のエッセイの、「絢爛たる椅子」を連想してしまう。


  
2015年(平成27年)4月4日(土)~5月24日(日)
休館日は月曜日(5月4日は開館)
◇開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
◇会  場 神奈川近代文学館展示室