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私は 派!

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一応、女 にしてみましたが、


男 に生まれても全然悔しくないです(笑)。


これは私の父がひとをひずる(からかうの方言)時に言っていた言い方でして、


「悔しかったんだな~死にきれなかったんだな~にやにや」という感じでよく私を怒らせていました。

父がひずるのは主に私だけだった。あまり可愛がられていなかったと思うんだが、ひずる専用ザクって感じか。むむ。


まあそれはいいとして、


ほんっと、男でも全然かまわないです。


女 としたのはいま女でいて特にいやだー!!生まれ変わりたーい!!と思うようなことはないからです。


ということは私は幸せな場所にいるってことでしょうね。


あまりまだ文明が発達していない、経済力が弱い国では、女の子が学校に行けない、

まだ幼いのに結婚させられてしまう、女性器切除(割礼)などの忌むべき習俗があり、


もしそこに生まれていたら、女に生まれなければよかった、と思うかもしれない。


女性器切除は『カラー・パープル』で読んだと思う。アリス・ウォーカーの本は何冊か読んだけれど、この『カラー・パープル』がいちばん強烈だった。映画はまだ甘いわね。


それでも、


私の子どものころはまだ男女差別がいまよりはっきりしていた気がする。


まず、男子は女子に暴力をふるってもいいことになっていた気がする。女子が男子に暴力をふるっているところは見たことがない。


家でも父は母に手をあげていたけど(酒乱なので…)母は子どもに手をあげるのはもちろんあったけど、

父や祖父に暴力で対抗しているのは見たことがない。まあ代わりにヒステリックなキーキー声をあげていましたけどね。


そんな中で私にも女性差別の心はあったわけだ。


ずーっと女の先生が担任だったんだけど、女の先生って依怙贔屓激しいし、教え方も下手だし、ダメだなあ、ってね。個人の資質の問題だったんだろうけど、子どもにとって学校にいる時間ってすごーく重いじゃん。

残念なことに自分も女なのに、女ってダメだなあ、と考える癖が抜けないのはこの時の担任の先生たちのせいです。あと母親と祖母ね。


じゃあなんで女はダメだなあ、と思ってしまうことがあるくせに、

次に生まれても女がいいと思うのか。


それはダメだなあ、女であることに甘えているなあ、というひとも多いけど、

いい女もたくさん見てきたからですよ。


いい女、ってべつに 男にとって都合のいい女でも、

いわゆる都会的なスタイルのいい、仕事のできる、さばけたいい女、というどこにいるんだよそいつ、というような妄想のフランケンシュタインのモンスターじゃない。


文句ひとつ言わず、仕事に集中している女の人。

家庭でいろんな悩みを抱えていてもいつも朗らかなひと。

小さなことに感謝するひと。

花の名前をたくさん知っていて教えてくれるひと。


いざというとき楯になる気概をもっているひと。

歯を食いしばって道を開いてくれたひとたち。


いろんないい女の人がいました。


そうすると自分もあんな風になりたい、と夢をもって生きていけるわけだ。


まあ私自身はあんな風にはなりたくない、の見本市だと思います(笑)。


でも自分に絶望したことはまだない。


女であることに絶望したこともない。


だから、


次に生まれ変わって女になったら、


また新たな希望をもって、女である自分の道を歩いていく。






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