《開館20周年 北陸新幹線金沢開業・能越自動車道七尾氷見道路開通記念特別展 長谷川等伯展~日本障壁画の最高傑作「楓図」公開》
が開催されるようです。
2015年4月18日~5月10日(会期中無休)
七尾市は高岡市、氷見市の近くなのですが、
以前石川県に来た時は「まんが道」ツアーだったので寄らず。
ええ、高岡市といえば高岡大仏の前で藤子不二雄のふたりが再起を誓う場面ですよ。ふたりがいつも一緒にいた高岡公園もありますし。
氷見市は藤子不二雄A先生の出身地でモニュメント像多数、からくり時計つきの橋があったりして、「まんが道」の巡礼地と申せましょう。
そんななので七尾市まで足をのばす考えがなかったのでした。
こちらが長谷川等伯筆、国宝「楓図壁貼付」(智積院蔵)。
豊臣秀吉が早世した長男・鶴松の菩提寺として創建した祥雲寺(現智積院)を彩る障壁画)
壁をどうやって展示するのかしら。と素人くさい疑問を持つ私です。
展示手法って素人にはほんとうに謎ですからね。
岸駒や久隅守景も北陸に育まれた絵師だったのねー。
岸駒の絵は「若冲がきてくれました」展で知って以来、あちこちで1、2点ずつ出会って来ました。
久隅守景の絵も少しずつ知り合ってきた感じですが、
しかし、大物出たー!ですよ。
きのう、芸術新潮の「ブリューゲル特集」を読み返していたのですが、辻惟雄先生の
《奇想の発見 ある美術史家の回想》の連載の中で、あらためて岩佐又兵衛の研究をやって行こうと思ういうだりがあって、
偶然ではありますが、おお~って感じです。
《奇想の発見 ある美術史家の回想》は「芸術新潮」を買った時だけ読んでいたので、全体を通して読んだことはないのですが、
「ブリューゲル特集」の回は、そこまで赤裸々に打ち明けてしまっていいの、とむしろ痛快でした。辻先生にもギクッとするような偶然が働くの巻なので…。
岩佐又兵衛の絵もいちど目に入ってくると、気になる絵でして、
その数奇な人生も今回はじめて知りました。
いやたぶん、図録の解説などには載っていたのかもしれませんが、
私は何度か入力されないとほんとうには入らない困った脳みそでして。
北陸は特急がインフレ状態で、東北の特急とは間隔も感覚もちがうなあと思って、そのネーミングもすきでしたが、
北陸新幹線もどんなもんかな~と思います。
北陸に行った主要な目的を思い出すと、
「まんが道」「砺波市のチューリップ」「福井県立恐竜博物館」以上、
って感じだったので、今度行く時は事前に勉強して、北陸日本美術ツアーにしたいっす。
(2、3年は先になる予定)