きのう、金刀比羅宮から琴平駅に戻る途中で目に入った、
「呑象楼の跡」の碑。
なにか気になって、ホテルに戻ってから「呑象楼」で検索したら、「日柳燕石(くさなぎえんせき)」がヒットしまして。
侠客の大親分にして学問に秀で、
燕石と交友があった志士の中には、長州藩の吉田松陰、桂小五郎、高杉晋作、伊藤俊介、土佐藩の中岡慎太郎や越後の長谷川正傑らがいたと言われる。
呑象楼の名は、金刀比羅宮がある象頭山が別宅の2階で盃にぽっかりと映ることから、象頭山を飲み干す意気を示す、「呑象楼」と名付けられたそうです。
ここを読んで、あ!と思ったのは、
金刀比羅宮に奉納されていた「アフリカ象」の像。ブロンズだったと思うけど、なぜこんぴらさんにアフリカ象?と思った謎がすこし氷解…
いや確証はないけど。
いつもは見過ごしてしまうことだけど、調べたらいろいろ繋がっていることがわかっておもしろかった。
四国に来るなら、司馬遼太郎を読んで予習しないとダメかなー。
(日柳燕石は司馬遼太郎の小説「世に棲む日々」に登場するそうです)