小鳥谷駅は、舟越保武さんのお父さんが駅長さんをしていた駅です。
きのう年譜を見て、小鳥谷駅も近かったら曲って(寄ってという意味の方言…なのか?曲がってみると言いますよね?)みる手かなあと思っていたら、小鳥谷地区公民館のすぐ近くだったので。
小さな駅でしたが、そして舟越さんが生まれた1912年を乏しい想像力で描こうとしましたが、
雪の駅しか見えなかった。
福田繁雄さんは東京生まれだけれど(1932年、舟越さんの20歳年下だ)、戦争のためにお母さんの実家のある二戸に疎開して高校までこの地で育った。
漱石の「坊っちゃん」じゃないけど、
だから福田繁雄デザイン館は二戸市シビックセンターにある、のですよ。
福田繁雄さんの等身大パネルがデザイン館にあるんですが、
そのパネルが福田美蘭さんのある作品と向き合うように(でも正確に向き合わせたらそれは変なので、その辺さりげない)あり、よかった。
きょうは自分でもわからない気持ちで一戸、二戸をめぐって、また盛岡にもどって東日本大震災の大津波の体験を聴いたのですが、
私のなかでは繋がっていることだった気がします。