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きょうは阪神淡路大震災から20年の日でした。

兵庫県立美術館所蔵の「淡路島北淡町のハクモクレン」

2013年に東京都美術館で行われた福田美蘭展の図録には、

「私の阪神淡路大震災の記憶とは常に報道によるものだった。
報道写真に写っていたハクモクレンが後で花を咲かせたことを知り、
この木がいつか大木になり白い花を咲かせた姿を想像したが、

そのイメージは震災という現実の衝撃力に拮抗する復興のヴィジョンだった。
失われた都市の記憶を呼び覚ます絵画による再生と思い、

画面の一部に報道写真の拡大したものを貼り、ハクモクレンの成長した姿を周囲に描き
イメージを拡げた。」とある。

神戸マラソンのおりに兵庫県立美術館に寄らなかったことは痛恨だ。
でもその時はその時でたぶん、目いっぱいだったんだと思う。




福田美蘭展  二戸市シビックセンター(2014年12月5日~2015年3月29日)

できたら、岩手県のひとだけじゃなくて、県外からも多くの方が来てくれるといいなあと思う。


お父さんの福田繁雄さんについても、「福田繁雄の震災・復興・元気展」が同時開催ですし、

また、二戸市には舟越保武さんの出身地なので、舟越さんの彫刻めぐりもどうぞ。


さらに…ってそれは自分の妄想旅行記でやりますわ。


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そんなわけで、きょうは朝、阪神淡路大震災について考えて、
東日本大震災もまもなく4年になるんだなあ、と思ったりして、

あしたこそ、二戸シビックセンターに行くんだ、
そしてあしたは個人的震災復興デーだ、と思っていたら、


知人からのメールに、じつはいまから二戸市シビックセンターの
福田美蘭展へ行きます、とありまして。

月に2回くらいの頻度のメールなのに、なぜ!私の心を読んだのか?

とその偶然に驚いたのでしたが、

彼女も福田美蘭展を見ているから、いずれはどちらも二戸シビックセンターに出かけていたと思われます。
それがニアミスに近い週末のお出かけだったというのが偶然なのですが…それとも必然?


きょうの偶然はまだあるのでした。