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津和野駅に展示してあったSL、D51。

山口には何度かやってきておりまして、やまぐち号が停車しているのも見たことがあります。でも乗ったことはまだない。

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そういえば、山口線のS字カーブってどこだろう?

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あるマンガで覚えたのが山口線S字カーブ。

2013年7月の集中豪雨で被災した山口線(新山口ー益田)が2014年8月に全線復旧して、再びSLやまぐち号が本来のルートである、

新山口ー津和野間を走ったという動画が結構あり、感動的です。

今回、無理やりなところもありましたが、新山口、山口、津和野、益田と回れてよかったです。

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私に山口線S字カーブの存在を教えてくれたマンガとは、
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「月館の殺人」佐々木倫子 綾辻行人(小学館)です。

上巻が出てから下巻が出るまでが長く、下巻を手に入れたのは忘れもしない、ススキノのホテルも入っているビルの書店でした。

さすが札幌、盛岡の本屋さんと違って、佐々木倫子さんのマンガが平積みでどーーん!とあってうれしかった。上巻は2005年10月発行で、下巻を手に入れたのは2006年12月でした。

「月館の殺人」は架空のSL幻夜の中で起こった殺人事件に端を発するミステリーですが、

じつはオリエント急行に乗ったことがあります。




2010年のクリスマスに箱根美術館旅行を思い立って、もう来ることもないだろうし、この際、オリエント急行でのティータイムというのも体験しちゃおう、と。

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ちなみに当時の息子、小2です。
生えかわる前の前歯はむしろ小さすぎるくらいだった。目と目の間が離れていて、生まれて来た時は、

とんだイグアナを生んでしまった。

と頭を抱えたほどですが、目と目の間が離れているのは私からの遺伝です☆

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息子はもちろん当時の服は着られませんが、私はいまだにこの紅いオーバーコートを着ております。

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主人公の雁ケ谷空海(かりがや・そらみ)が初めての列車にドキドキしている場面で、途中で知り合った探偵さんが、

すごいだろ、この車両、オリエント急行なんだぜ。

と話すのですが、

そのオリエント急行にいま自分も!という感慨はその時はなかったんです。

帰ってきて、また違う旅先で列車に乗っている時などにふと思い出して、よかったよなあ、と。




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この箱根ラリック美術館に行く前に、「ルネ・ラリック展」(2009/8/15に行ったもよう)も見ていたので、

より楽しめた気がします。

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もちろん、帰ってきてから、あ、このコマのあれはあれだ、と発見したんですけどね。


ということで、10年前に買ったマンガ1冊でずいぶんいろんな旅を思い出して楽しめるのでした。

沖縄はまだ行ったことがないのですが、主人公空海(なぜ空と海という名前かといえば、空海のお母さんが鉄道嫌いだからで、陸以外!という意味を込めてつけたんじゃないかなあ。ちなみに空海のお父さんはパイロットでお母さんは魚市場に勤めていたです。あくまで陸は嫌いなんだね…)が、

じつはゆいレールさえ乗ったことがない

というゆいレールにいつか乗ったら、


きっとそのセリフを思い出すんだろうなあ。