盛岡駅に着いたら、全然雪がなくてびっくりしました。
いや、雪が少ないだけじゃなくて、むしろ温かく…ってそれは猪苗代での雪のせいで、
家に帰って2時間ちかくになりますが、まだ室温が二桁にならん(なぜか上がっては下がったりもする)。ホテルも温かすぎて大変でしたが、
(洗濯したものがパリパリになっていた。洗濯する気力がない夜はお風呂で使ったタオルを部屋にかけておいた。洗濯は清潔好きじゃなくて、乾燥による風邪予防でした)
最後の夜行バス泊が効きましたね。
やっぱりバス泊はキツかった。夜は横にならないとリセットできないよう。
今回バス泊を含め、破格プランのホテルばかりだったのですが、
どこも人がいい感じだった。価格は関係ないんだよね。ちょっとした笑顔や受け答えの印象で気持ちが全然違ってくる。
最後に仙台駅のキオスクでサンドイッチを買ったときのお店の人の声で、
あ、いつだったか、ケータイを失くした!と焦った時に親切に応対してくれたあのお姉さん(年季の入ったベテランのお姉さん)だ!と嬉しくなったりした。
(けっきょく、バッグの底から出てきました)
キビキビしつつも、親身なひとだったなあ。
益田駅前の大阪王将のお姉さんも、ケータイを忘れたことに気づいてすぐ追いかけて駅まで行ったんですけど、もう電話がなかったらどうしようかと思ってました~というのがほんとうに気だてのいいひとだな~と。電話をしたときの応対も親切ですごくホッとしたです。
旅行に出て、いろんなものを見たり、聞いたり、食べたり、笑ったり怒ったり焦ったり恥をかいたりするけど、
人を好きになって帰ってこられる旅がいちばんいい。
もう一回会うことはなさそうな益田のひとも、津和野のひとも、山口のひとも、鎌倉のひとも、名古屋のひとも、
上野の黒田記念館のひとも、
みんな慕わしい気がする。
よい旅でした。