羊飼いプロジェクトとは、目も鼻もない生き物(でも羊に見える)が主役ですが、これは目も鼻もあるなあ。
羊の木でしょうか。
目も鼻もない不気味さの羊ツリー。
ヤマザキマザック美術館の落ち着いた内装やアール・ヌーヴォーの家具や調度品とのコラボレーションがなぜかなじむ。
羊飼いの食卓。
やはりジンギスカン…いやそれはまずいか。テーブルに燭台は置かれていますが、ベニヤ板の羊を放牧する羊飼いなので、
その食卓は静かです。
立ち入り禁止のテープがあるんだけど、アール・ヌーヴォーの食器棚や時計が気になる…。
これが羊飼いプロジェクトの羊さんたちを裏からみたところ。
真っ黒なベニヤ板。
プロジェクターで流されていた映像のなかに、「羊飼い」井上信太さんが机に向かって羊を紙から切り抜いて、構成を試しているところがありました。
そしてこちらは展示の最後に置かれた、また旅立とうとしている羊飼いをイメージしたもの。
積み上げられたスーツケースが羊飼いそのものに見えて、アルチンボルドのだまし絵のようであります。
1998年から国内外のあちこちで続けられれきた羊飼いプロジェクト。
羊が放牧された場所は羊前と後では空気が変わってしまいます。
盛岡でやるとしたら、小岩井農場の羊の柵の前でやるというのはいかがでしょうか。
あとは石割桜の前かな?