鏑木清方記念美術館を出てすぐのところにあったカレー屋さん。
ドッキリカレーかん太くん。
息子がここにしよう、と言ったんですが、
とてもいいお店でした~。
いや鎌倉中、いいお店だらけなのかもしれないけど、ほかにはまず見られないタイプのお店で。
お品書きはこんな感じで、そんなに種類は多くないのですが、
そう広くない店内はカウンターとテーブルが3つくらい。
でも、ひとつひとつ丁寧に作ってくれているのが伝わる味でして。
私が頼んだのはキーマカレー880円。
ふつう、キーマカレーを単品で頼んだら、キーマカレーだけだと思うのですが、
ここのお店は地元で作っている、無農薬野菜をふんだんに使った野菜の皿がついてくるんです。
素揚げの野菜はひとつひとつが違う味わいで、金美人参も、南瓜も、蕪も、ビタミン大根もおいしかった。
写真は撮らなかったのですが、カウンターの上には、野菜を作っている人たちの写真パネルが掲示されていて、それもよかった。
息子はカツカレーセット。1500円。
セットにはさらに野菜サラダがついてきます。
野菜の素揚げの皿だけでも野菜がそう得意じゃない息子にはどうかな~と思っていたんですが、
葉山葵とロロロッサのサラダも平らげてしまいました。
カツカレーもボリュームがあって、常連さんたちはごはんを大盛りにしてもらったり、女性は小盛りにしてもらったり、
融通のきくお店であるようです。
マスターがひとりで回しているのかな?と思ったら、女性の店員さんが外から帰ってきて隊列に戻ったもよう。
(店を出て次なる美術館に向かっていたら、その店員さんがボードをもって宣伝していたので、店が少し空いてきたら宣伝に出ているのだと思われます。
ほかのお店でもボードをもって宣伝活動をやっていました。鎌倉の流儀なのか?)
野菜パックもピクルスもたっぷりしていておいしそうだった。
カウンターの上にも無農薬野菜さんたちがゴロゴロしております。
バターピーナッツ(カボチャの名前)、長っ!
野菜ってユーモラスだなあとしみじみ思う。
お客さんの中に、テレビで紹介されていたのを見て来たんだ、と言っている人がいたので、有名なお店だったのかな?
でもマスターも丁寧で威張ったところが全然なくて、素揚げ野菜も、まろやかな味わいのキーマカレーもおいしかった。
おかげできょうの午後はエネルギー切れにもならず、活動できましたわ。