ただいま重要文化財の「智・感・情」と「湖畔」「舞子」「読書」
の6点が特別室で展示されておりまする。
(~2015年1月12日(月))
私は、「智・感・情」が
すきなので、ぜひ見たい…。黒田清輝の中では異色な作品のような
気がしますが(黒田清輝にそれほど詳しくないので、思わず腰が引けている)
だからこそ魅力的なのかも。
「ホドラー展」で3点ならんだこの作品を見ながら、
「智・感・情」を連想していたので、すごくタイミングがいいなあ。
ホドラーと黒田清輝の間にはなにも関係がなかったと思うのですが、
ともに、シャヴァンヌに影響を受けているというのが共通点といえば共通点…。
どうでしょうか。
ホドラーは絵画でリズムを表現していますが、
黒田清輝の女性たちは静止しています。
しかし、どーしても脳裏で比較展示せずにいられないのです。
両端の女性はともかく、中央の女性はいくつもの相似をみせております。
まとめ髪、真正面を見ている、腕を広げるポーズ、、、。
3人を並べたらどうしても中央はそうなるしかないのかもしれませんが。
そういえば昔、体育の組体操で扇というのがありましたね。
いま脳内でホドラーと黒田清輝両方の絵で「扇」を組ませてみましたが、
あまりうまく組めませんでした(笑)。