暮れなので、さすがの私も台所の大掃除をしつつ、息子の宿題を監視しているだ。
監視はできるが、内容にはノータッチ。
だって社会科はまるっきりわからないんだもん。
人生でいちばん真面目に勉強していた中学時代の私の社会科に対する構え。
覚えてすぐ忘れてやる!
息子は山口県が長州藩だとわかっていてすごいなあと思う。
私が小学校時代、時空間をどう理解していたかといえば、
うち(岩手県奥州市水沢区)を中心として、同心円状にあるのが同じ時代で、円の中心から遠ざかるほど時代が遠くなる。
だから、
日本のはじっこは江戸時代だし、フランスはベルサイユのばらだし、
秘境は恐竜時代だ。
そして地球は円盤状であって、上には半円球上のカバーがかかっていて、これが星空で宇宙だ。
太陽と月はレールの上を上がったり下がったりしている。
下半分は土であって、土にはマグマが埋まっている。だってマグマ大使見てたし。
…いやほんとに。
こんな根本的な勘違いはテストでは試されませんから、自分でうっすらと勘違いに気づくまでけっこうかかった。
こんな親からしたら、小6にして山口県が長州藩だとわかっているのが素晴らしい。
「だって西郷隆盛は薩摩藩でしょ、消去法で残ったのが長州藩なんだよ」。
消去法…そんな言葉を正しく使えるとは~。
やっぱりこの人は頭がいいのか?
ヒロなのか?(「ベイマックス」の主人公)
んなわけないっしょー。だって母が私だもん(笑)!