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NHK日曜美術館のアートシーンでは、え!知らなかったわ!の釣瓶落としであります。小山田二郎、名前だけはかろうじて聞いたことがあったけど、

府中市美術館で、「生誕100年 小山田二郎展」(11/8~2015年2/22)を開催しているんですね。

一目で釘付けですよ。見たい!

会期中に大きな展示替えがあって、前期は12/28までだったのですが、体が動かんかった。半年前の自分だったらぴょんぴょん行っていたと思うんですが。

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1914年生まれというと、池袋モンパルナスの人々と同世代で、この池袋モンパルナスの画家たち全部とはいかないけれど、

日本のシュールレアリスムの画風が目立って多いんですよね。

日曜美術館アートシーンは短いんだけど、そそられ度が高い気がするなあ。


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テレビを見ていたら飛び込んできた鉛筆による、細密な絵の世界。

未来シアターという番組で、私は吉村芳生の絵を見たのも初めてだったので、

不遇の30年を経て、やっと脚光を浴び、大きな個展を美術館でやるようになった…と思ったら2013年に亡くなったことを知り、ええええ、と。

番組の終わりの方に、吉村芳生の息子さんが登場し、お父さんの弟子になる、と子どもの頃から言っていたとおり、

色鉛筆でお父さんとはまた違う世界観の絵を描いていました。猫の眸の透明感に引き摺り込まれそう。

お父さんを尊敬しながら、自分は自分の絵でお父さんを越える、と語っている姿が爽やかでよかった。

その後検索により、


「吉村芳生展~鉛筆で刻む生命のキセキ~」(2015年3月21日(土・祝)~5月10日(日))を開催する予定であることがわかりました。


山口県出身の吉村芳生(1950-2013)は、写真や新聞を克明に描き写したモノクロの鉛筆画や、100色の色鉛筆でふるさとの自然を描いた色彩豊かな作品で知られます。その驚異的な描写力による独自の画世界は、一度見たら忘れられないほどの強烈なインパクトをもって見る者を魅了します。まるで命を刻みこむかのような鉛筆の描線が集積した画面は、まさしく描くことが生きることであった画家の命の軌跡ともいえるでしょう。本展では、新聞の一面に自画像を描いた「新聞と自画像」シリーズや、モノクロの鉛筆画、山口県徳地に居を移して制作した花や景色の彩色画など約50点を一堂に展覧し、吉村芸術の魅力に迫ります。

さらに、吉村芳生の出身地であり、晩年まで暮らした地でもある山口県では、


館蔵品による 吉村芳生展
開催期間 : 2014年12月6日(土)~2/15日(日) 
吉村芳生が昨年12月6日に63歳で無くなってから、はや1年が過ぎようとしています。鉛筆で克明に描かれた作品の数々は、あたかも写真と見紛うばかりに細密で、私たちに驚きをもたらすとともに、深い感動を与え続けました。このたびは、初期の作品から近年の作品まで、当館のコレクションを中心にご紹介します。

いや~ネットってありがたいです。