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またまた電車をいくつも乗り継いで、つぎの目的地へ。

葛生は伊藤若冲「菜蟲譜」を見るために来たのですが、なにかこの町はすべてが好もしかった。

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葛生交番。

ギリシャ神殿風というか大原美術館風というか、なぜ交番がこんなモダンな形なのか。

動物たちのユートピアみたいな壁画も気になります。

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こちらは佐野市立吉澤記念美術館。

小さな美術館ですが、エントランスのアプローチに池があり、
水面の反射でグリーンがかって見えるのがツボでした。



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「菜蟲譜」、展示替えがあって後ろ半分の展示ではありましたが、
息子とふたりで、人目を気にせず思う存分、謎の昆虫たちにツッコミを入れて楽しい。後ろで待っている人も、前につっかえている人もいない、この清々しさ!

佐野市立吉澤記念美術館のコレクションの展示とそのキャプションも興味深かった。


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吉澤記念美術館のお隣に化石館もありまして、

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このティラノサウルス、5分ごとに吠えるのよー。

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こちらは子どもたちと化石館のボランティアさんが所蔵の鹿の角でつくったクリスマスツリー。

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5時には夕焼け小焼けが流れてきて、

それが良くあっているのだった。
 
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どこかに似てるなあと考えて思い出したのは、紀州無量寺の応挙芦雪館を訪ねたときのこと。

串本の駅から無量寺までは川沿いを辿ってあるき、2月1日だというのに全然寒さを感じなくて、

明るい日差しと、無量寺も芦雪の虎の襖絵や、応挙の龍や、若冲の絵や、熊谷守一からの干支年賀状など、すばらしいお宝の山ですが、

お客さんは少なくて、全体におっとりして静かだった。

よかったー。